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10年前のあの頃の私達はまだ何も知らなかった。
2014年4月、大学3年生となった私は、 新しいアルバイト先の雑貨店で働き始めた。
ずっと憧れていた雑貨店で働くことの嬉しさと すでに作られているコミュニティに入る恐怖を抱えて初日のバイトへ向かう。
当日の分担表が貼られている場所に向かうと、 そこに彼はいた。
これが、運命の出会いだった。
これから私達が歩む未来が、切なくて辛いものだと誰も想像してなかった。