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″ 好き ″ って 何だろうね ?
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肌寒くなってきた秋の日 。
彼奴と紅葉を見ることになった 。
本当は外なんて出たくなかったけど ,
彼奴の為なら仕方がない 。
彼奴は俺の中で1番気に入ってる 。
彼奴の為なら何でもする 。
その位気に入ってるんだ 。
俺より身長は高いけど優しいし ,
何より俺が東京に来た時泊めてくれた 。
あの時俺は彼奴を好きになったのかもな 。
葉が赤く染まりきった秋の事 。
今日は俺の好きな人と紅葉を見る予定だ 。
少し遅れてしまったので彼に謝罪をし
歩き始める 。
『 なぁ , らーば ? 』
そう彼は話しかけてきたので ,
返事をする 。
『 なぁに ? のじゃ 。 』
『 俺と一緒に住んでくれない ? 』
『 えっ 。 』
彼は何か意味が分からないことを言った 。
少し頭が混乱して ,ふらついたが ,
持ち直した 。
そこには愛はあるのだろうか 。
勢いで言ってみた 。だって家事とかできて
俺の事大切にしてくれそうだから 。
ちょっと此奴に愛されてみたいな って 。
感じただけ 。
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