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今回で絶対終わらせます
今は何もやる気が出なかった 。
彼の様子を見に行っても 、彼に何するか分からない 。
もう夜だ 。早く寝ることにしよう 。
朝が来た 。
俺は何も考えずに彼の部屋まで行く 。
50号室 。
ゆっくりドアを開ける 。
そこに彼の顔は見えなかった 。
あ 。
完全に理解した 。
これ布団にくるまって寝てるわ 。
布団をめくりあげる 。
ビンゴだ 。
彼の顔が見えた 。
「 なにやってんすか 。」
俺は呆れた顔で言う 。
「 いや … 寒くて 」
かわいすぎませんか 。
そうして彼が言う 。
「 散歩にでも行かない ?」
散歩か 。
今日は天気が良いし 、行ってみようかな 。
「 行きたいっす !!」
俺が鼻息を荒らげながら言う 。
「 はいはい 。行くよ 」
とても風と日光の具合がちょうど良かった 。
彼の横顔は世界一綺麗だ 。
輝く瞳とサラサラの髪 。
今は包帯が巻いてあって髪があまり見えないが 、
包帯を外すと皆惚れるだろう 。
「 こっちあんま見んなよ 。」
また見惚れてしまった 。
「 すいやせん w 可愛かったから w 」
つい言ってしまった 。
「 うるせ … // 」
照れながら彼が言う 。
拗ねて体を背けてしまった 。
「 俺さ 、死にたいんだ 」
彼が言葉を捨てる 。
困惑した 。
恐ろしかった 。
彼がポキって死ぬんじゃないかって 。
「 それ 、どういう意味っすか … ? 」
信じたくなかった 。
「 いや 、… 嘘だよ !
」
その言葉は信じれなかった 。
わざとらしい 。
彼がいつ死ぬか分からないんだ 。
彼の腕を掴んだらすぐに折れてしまうかもしれない 。
彼が転んで骨折するかもしれない 。
吐き気がしてきた 。
「 お願い … まだ死なないで欲しいっす … 」
「 なに本気になってんの w … 」
無理して笑ってるの 。分かってますよ 。
「 俺 、長い仲だから分かりますけど 、絶対死にますよね ?」
震えてしまう 。
「 はあ … しょうがないな 1ヶ月は耐えてやるよ 」
言い方がガチっぽかった 。
「 1ヶ月もあれば十分 !! お願いします !!! まじで !!! 」
「 分かった 。はい 。行くよ 」
青信号 。
渡るのは今しかない 。
彼が言った 。
「 渡るよ ー 」
ドンッッ
は 、え 、?
嘘だろ ?