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50人クラフト 短編集(ノベル編)

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50人クラフト 短編集(ノベル編)

4 - Kunわど『 橋の上 』前編

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2024年10月08日

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kunわど



まだ希望はある















秋の夜明け 。


風は少ししか吹いていないはずなのに  、 なんだか肌寒い  。


曇ったような空に  、


なんとも言えない夜の空色が僕は大好き  。






橋の上で僕はTwitterをいじる   。







だって  、





心に決めた









僕が星になる日だもん  。





大好きなkunさんに  、 最期の挨拶をしたい  。




僕をここまで育ててくれたのは  、 kunさんのお陰なんだ  。






子供の頃は殴られて育っていったけど  、

kunさんと会うとなにかが変わったんだ  。









kunさんが  、




kunさんが





好きだから …





同性愛なんて今時許されないのかもしれない  。



きっと  、 一生報われない恋なのかもしれない  。




はっ  、


デメリットしかないじゃん  。




僕の頭の中はkunさんでいっぱいなんだ  。





リストカットも 、






ODをしても  。









僕は止められなかったんだ






kunさん以外いらない  。








僕はひとりでもいい  。











複雑な気持ちながら  、

橋の写真を撮って  。






「 ゲスおねがいします 」

一文と共に  、 画像を送る  。







kunさんはジオゲッサーが得意だから  、 すぐ来ると思うんだけどな  。















kun視点








もうすぐ冬だ  。


少し明るい空と薄い月  。




今日も寝れなかった  。










最近喉が乾燥して声が出なくなってきてる  。






だけど  、 ある参加勢にスポーツドリンクを貰った  。




わどるどってやつ  。








本当  、 入れて正解だった  。









信じられないが  、






俺はわどるどのことがすきだ  。









そして昨日  、

わどと連絡先を交換したんだ  。





「 kunさん いつもありがとうございます 」






初めて送られてきた文がこれだ  。







素っ気ない  。







なにに感謝してるのか  。







逆に俺が感謝したい  。











わどるどは俺に恋愛感情を抱いているわけが無い  。









いやだよ   。





俺   。






なんであんな奴を好きになったんだよ    。








もっとひまじんとかで良いのに   。







俺の部屋にはわどるどの写真がいっぱい   。






どこを見てもわどるど  。






大好きだから   。








無意識にわどるどとの会話を見返す   。





敬語よりの 返信が可愛いんだ   。






絵文字も顔文字もない  。






礼儀正しい文が可愛らしい  。













俺も自覚してる  。



わどに依存してるって  。







毎日動画を撮る度にtabを押してわどるどが居るか見るんだ  。








最近は出席率が高い  。


だから  、 俺は気分がいい   。








そんな事を思いながら  、 散歩でもしようかと悩んでいる   。





















よし   、 息抜きするか











それと同時に  、 通知音が鳴る   。











わどからの通知   。












… は  、 ?















彼奴  、 またやってる  …











わどは良く死にたがるんだよ   。









無理しすぎなんだ  。







だから最近気にしてる  。












すぐに俺は駆け足になった   。












彼奴の為なら  、



なにがあったって行く  。















♡10で続く

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