テラーノベル
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どうも、茶々です新連載です
名付けて「文ストで名探偵コナン乗っ取ってみたー!」です
文化祭テンションで思いついたのでご了承ください
記念すべき第一シーズンは「沈黙の15分(クオーター)」をやります( ^ω^ )
映画のやつです
では置き換えたキャラ公開!
↓今後も変わらないいつもメンバー↓固定です
江戸川コナン=工藤新一→江戸川乱歩
毛利小五郎→シグマ
毛利蘭→尾崎紅葉
鈴木園子→マーガレット•ミッチェル
阿笠博士→芥川龍之介
灰原哀→泉鏡花
小嶋元太&吉田歩美&円谷光彦→中島敦&樋口一葉&立原道造
目暮十三→森鴎外
白鳥任三郎→水上勉(オリキャラ)
佐藤美和子&高木渉→谷崎潤一郎&ナオミ
千葉和伸→小栗虫太郎
服部平次&遠山和葉→コナン•ドイル(オリキャラ)&アガサ•クリスティ
怪盗キッド→中原中也
降谷零=バーボン=安室透→坂口安吾
風見裕也→辻村美月
大和敢助&諸伏高明&上原由衣→大倉燁子(上原)&条野採菊(大和)&末広鐵腸(諸伏)
↓今回のオリキャラ↓
立原冬馬→正宗白鳥(オリキャラ)
山尾渓介&遠野みずき&武藤岳彦&立原冬美&氷川尚吾→長谷川伸&佐藤春夫&菊池寛&中勘助 (オリキャラ)
朝倉都知事→種田山頭火
小田切敏朗警視長→ジェームズ・L
8年前•新潟県北の沢村。まだ陽が昇らない早朝、雪深い山の中の林道を8歳の少年ー正宗白鳥は首から下げた双眼鏡を揺らしながら懸命に走っていた。白鳥は積もった雪に感を取られながらも、必死で逃げた。桃道をそれ、深い雪の時を言うように逃げる。すると雪の下は崖になっていた。白鳥の身体が崖の下の沢に転がり落ちていく。
「うわああああ!」
黒い影が崖の下をのぞきこむと、白鳥は岩に頭を打ったのか、こめかみから血を流して沢に倒れていた。黒い影はきびすを返し、足早に去っていく。
現在•12月中旬。
警視庁•捜査一課の森のデスクには、パソコンで印刷された脅迫状のコピーが置かれていた。デスクの前には水上、谷崎兄妹、小栗が集まっている。
「脅迫状⁉︎種田都知事にですか!?」
潤一郎がたずねると、森は脅迫状のコピーを差し出した。
「昨日の午後、朝倉氏の自宅に輸送された。差出人の名前はない」潤一郎の隣に立っていたナオミが脅迫状のコピーを受け取り、読み上げる。
「おまえの傲岸不遜な四年間の都政に対し、天誅を下す』….」
「熊不遜って…・・・朝食さんのご期目の都球は黒戦いいじゃないですか」
「まあ、人の感じがはいろいろだからね。道理に合わない不満や怒りを持つ人間は必ずいる・・・・・・」
潤一郎の疑問に水上が答えると、即が「うむ」とうなずいた。
「水上君の言うとおりだ。明日、種田氏は東都線の開通式典に出席される。そこで、我々が都知事を警護することになった。くれぐれも油断するな」
翌日。
地下鉄東都線の東都タワー駅ではホームに大勢の報道陣や招待客、鉄道ファンの一般客が集まり、開通式典が行われていた。たくさんのカメラのフラッシュがたかれる戦、種田山頭火都知事が関係者と並んでテープカットをすると、天井から吊るされたくす玉が開き『祝東都線開通』と書かれた垂れ幕と紙吹雪が落ちてきた。拍手が一斉に鳴り響く。
「それでは種田都知事、ご挨拶をお願いします」
司会者が言うと、朝倉はマイクに向かい、軽く咳払いをした。周りには四人のSPがつき、制服警官の姿もあった。
「一千三百人の都民の皆さん、そして鉄道ファンの皆さん。お待たせしました。都営地下鉄十五号線・東都線の開通です!」
機拶が終わると同間に部が流れ、形び指手がわき起こった。ホームやその上の際に集まった観客の中に、目、船島、札、佐藤、千葉の類があった。単にイヤホンを装着し、
ざりげなく客のこんでんに目をらせている。
推我が鳴り響く、ホームに停まっていた車間のドアが開き、先頭車前のドアの前に立った種田が観客に手を振った。
「今、都知事が車間に乗り込まれました!」
女性会者の声がホームに響き、テレビカメラが人のSPと共に車間に乗り込んだ種田の姿を追ったー。
その頃、乱歩は樋口、中島、立原、鏡花と共に芥川が運転するビートルに乗って首都高を走っていた。
後部の中央に座っていた乱歩が携帯電話のワンセグ画面で東都線の開通式典の中継を見ていると
「楽しみです、大宇宙展^ - ^」
窓側に座っていた敦が博物館のチラシを手にしながら言った。
「宇宙船のシミュレーターもあるんだよね!」
「私、それやりたいです」
乱歩をはさんで座っていた立原と樋口も目を輝かせる。
「でも、誰かさんは他のことに夢中みたいね」
助手席の鏡花が言うと、乱歩が「ん?」と顔を上げた。芥川がハンドルを握りながらちらっと後部座席を見る。
「気になるんだろう。シグマ君が森警部から聞いたという都知事への脅迫状のことが」
「ああ・・••・・何もなければいいけど」
乱歩は再びワンセグ画面に顔を戻した。
東都タワー駅では大勢の観客たちが見守る中、種田たちを乗せた地下鉄が発車した。
発車面には種田と関係者、招待客が乗り、3両目以降には、一般客が乗っていた。関係者と並んで中程の座席に座っている種田の周りにはSPが立っている。その近くのドアの前に小栗が立ち、森と水上は車両の後部、ナオミと潤一郎は車両の前寄りで警備にあたった
芥川が運転するビートルが首都高を走っていると、やがて前方に新山手トンネルの入り口が見えてきた。
「ここから、新山手トンネルだ」
トンネルに入ったとたん、ワンセグ画面が乱れ、乱歩は仕方なく画を聞じた。敦が「そういえば」と乱歩たちの方を見る。
「このトンネル、途中で東都線とー」
「ああ。合流して、東都線の真下を通るんだ。約一キロ、並行にね」
乱歩は大きな右カーブに差しかかると、前を指さした。
「このカーブだ。これを曲がると、東都線との合流地点だ」
ビートルが右カーブを曲がり、直線に入る。すると、左前方に緊急待避所が見えてきた。
乱歩が何気なく見ていると、待避所の物陰に身を隠すように立っている人影があった。
右手に何かを持っている。
「⁉︎」
乱歩は急いで振り返ったが、待避所はどんどん離れていき、あっという間に人影は見えなくなった。
「どうしたの、乱歩君?」
「あ、いや・・・・・・」樋口に訊かれた乱歩は前を向いた。
(何だったんだ、今の人・・・・。待避所なのに車もバイクも停めてなかったし、手に何か持っていたような・・・・・・)
乱歩がハッと顔を上げるとールームミラーに映ったトンネルの天井に箱状の物体が取り付けられているのが見えた。
「あ・・・・・・っ!」
乱歩は慌てて後ろを振り返り、犯人追跡メガネをズームアップさせた。遠ざかっていく雑状の物体の形に、小さなランプがついているー!
(まさか…….!?:)
「芥川ッ、車を止めてくれ!」「な、なに!?」
「爆弾だ!トンネルに爆弾が仕掛けられているんだ!」
「ええっ!?」「爆弾じゃと!?」
樋口たちと芥川博士が驚いて声を上げる。
「だ、だが・・」
芥川はルームミラーで後続車を見た。「次の待避所までは無理だ」
「クソッ!」
振り返った乱歩はトンネルの天井を見つめ、拳を握りしめた。
やがてトンネルを抜けると前方に次の緊急避が見えてきて、芥川は左のウインカーを出すと減速し、待避所に車を止めた。
乱歩は車から降りるとスケートボードに飛び乗り、ターボエンジンのスイッチを押してトンネルに向かって起り出した。
「乱歩さん!」
樋口たちはトンネルに残っていく乱歩を車内から心配そうに見つめた。
トンネルの中に入ったコナンは、走ってくる車を巧みにかわしながらスケートボードで逆走した。ドライバーたちは皆、目を丸くしながら通り過ぎていく。大きなトラックが目の前に迫り、乱歩はすばやくスケートボードで壁を上って避けた。そのまま天井を駆け抜けると、爆弾らしき箱が見えてきた。そのとき、箱の緑のランプが点灯した。
(起爆装置をオンにしたのかー⁉︎)
乱歩は道路に落ちたスケートボードに飛び乗り、加速した。犯人追跡メガネをズームアップさせ、前がの避を見る。すると、リモコンを手にした黒い影が天井を見上げて2いた。
「クソッ!」
乱歩はスケートボードで走りながら、携帯電話を取り出した。
天井を見上げる黒い影は、頭上から地下鉄が起ってくる素が聞こえてくるとニヤリと微笑み、持っていたリモコンのスイッチを押した。
天井に仕掛けられた爆弾のランプが緑から赤に変わり、爆弾にコードで接続されたタイマーが十五秒前からカウントダウンを始めた。
トンネルの真上を走っている地下鉄の先頭車両にいた森の携帯話が鳴った。
「はい、森・・・・・・」
『江戸川です!今すぐ電車を止めて下さい!爆弾が爆発します!』
「爆弾⁉︎」
森と江戸川の会話が携帯無織機を通じてナオミや潤一郎たちにも聞こえてきた。
「潤一郎君!」
ナオミが運転席に向かって走り出し、潤一郎も慌てて後を追う。
2人は運転席のガラス窓を叩きながら警察手帳を見せた。
「電車を止めて!」
「爆弾だ!」
「え!?」
驚いた運転士が慌てて非常停止ボタンを押した。
プレーキがかかり、車前の中では立っていた、一般人たちが悲鳴を上げて倒れこみ、SPたちがとっさに種田の身体を支えた。
列車は速度を落としたもののすぐには止まれず、スリップした車輪が火花を散らしながら線路をどんどん突き進んでいくー!
携帯電話を切った乱歩は車線の真ん中に飛びだすと、スケートボードを掲げ、走ってくる車にストップをかけた。驚いたドライバーたちが次々とブレーキをかけ、スリップしながらも順に止まっていった。
緊急退避所の前でも次々と車が止まり、黒い影はニャリと笑いながら非常口のドアを開けて外へと逃げていく。
車を止め終えた乱歩の事上を、ブレーキを軋ませながら進んでいく列車の音が通過した。そのとたん、十数メートル先で爆発が起こり、驚しい爆風と煙が押し寄せてきて、乱歩や車を吹き飛ばしたー!
トンネルの真上を走っていた列車の十数メートル先で、いきなり爆風と共に地盤が吹き飛んだ。地盤の亀裂が列車へと向かい、切断された線路が崩れ落ちた地盤と共にトンネルに落ちた。列車はトンネルに落ちた線路の上を走り落ち、激しい衝撃が乗客を襲う。
芥川、鏡花、樋口、敦、立原は、トンネルの先の待避所でビートルから降りてトンネルの様子を見つめていた。すると実然、足元がグラグラと揺れ出した。
「地震……!」
樋口が不安そうに言うと、鏡花が「いえ、違う……!」と叫んだ。
次の瞬間爆音が鳴り響き、トンネルから黒煙と共に地下鉄の列車が飛び出してきた。
「電車が出てきた!」「あれは東都線だ!」
ありえない光景に敦と立原は目を丸くした。列車はアスファルトを削り白煙を巻き上げながら、待避所の前をものすごいスピードで通過していった。
「江戸川君••・••・・!」
鏡花がトンネルの中に入っていった乱歩を心配すると、芥川が後ろを振り選った。一回切ります
「まずい!確かこの先にはカーブが・・・・・・•!」
列車が突き進む先の道路は90度に曲がっていた。高速道路の下は一般道が走っている。
列車は左右の壁にぶつかりながら、なおも起り続けた。運転席の窓に張り付いたナオミの目の前に右カーブが迫るー!
「止まって1!!」「止まれ、止まれ、止まれーっ!」
ナオミと潤一郎は思わず叫んだ。
待避所にいた樋口たちも「止まれっ!」と呼ぶ。すると、トンネルから吐き出された黒煙の中から、スケートボードに乗った乱歩が飛び出してきた。
「止まれー!!!」
列車は壁を破壊しながら蛇行を続け、右ーブに差しかかった。先頭車前が壁をぶち破り、がれきが機道路になだれ落ちていく。壁から飛び出した先頭車両は、落ちる寸前で完全に止まった。
「助かったの・・・・・·・?」
床に伏せていたナオミが恐る恐る目を開け、森と水上はSPに支えられながら床に座り込んでいる種田に駆け寄った。
「都知事、おケガは!?」
「だ、大丈夫だ。ありがとう」
種田の様子を見た森はホッと息をついた。
一回切ります。おかえりなさい
ちょっと長くなりそうですというのと更新が遅くなります💦
8月には元に戻れるようにします
ではまた
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