『これかな?いや、こっち?』
夏祭り当日、
、、困ったな、
私は着る服を用意してなかったのだ。
渡辺くんは絶対におしゃれなはず、
隣で恥ずかしくない格好をしなきゃ!
でも、何を着ていいのか分からない。
プルルル
『もしもし?』
「あ、〇〇!」
『うん、』
「あと一時間したら〇〇の家行くのでいい?」
『わかった!』
「じゃっ、楽しみにしてる!」
『うん!またね~』
あと一時間か、
早くしないと!
、、莉子に聞こうかな?
『莉子~』
「どうしたの?」
『夏祭りで着る服、何がいいか分からなくて、』
「浴衣は?」
『え?』
「ずっと準備してたじゃん、」
『うん、、』
ずっと準備してたけど、
どう思われるのかな?
浴衣は着たい、
けど、私が着てたらって思うと、
やっぱり、、
『浴衣はいいよ、』
「なんで?渡辺くん喜ぶと思うけどな~」
『、、、』
「ほんとは着たいでしょ?」
『うん、それはね、』
「じゃあ着よっか!」
『え?』
「私、一回着付けたことあるから!」
それから私の部屋へ行き、
莉子に着付けてもらった。
メイクや髪のセットも、
鏡をみると別人のよう。
「〇〇、頑張ってくるんだよ!」
『ありがとっ』
「じゃあね!」
『うん!』
そういい、莉子は目黒くんとのデートに向かった。
私、頑張ろう!
ピンポーン
家を出て、渡辺くんと祭り会場に行く。
「久しぶり!」
『うん!』
「浴衣、綺麗だね」
『ありがと』
渡辺くんと話してると落ち着く。
浴衣綺麗だって、
嬉しいな。
付き合ってもないのに、
こんなことを言ってくれる。
恋人同士になったら、どうなるのかな?
なんて、笑
コメント
7件
思っていることは、ちゃんと本人にいわないと伝わんないよ!!(告白も!)
楽しみにしてた〜!行ったのね!渡辺!浴衣綺麗だね!って言うんだよ!