テラーノベル
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attention! こちらの作品では、旧国が登場します。
殺傷表現、暴力表現などが含まれます。
こちらの作品は、現在の国には関係ありません。
そして、戦争賛美・政治的意図・宗教的意図はございませんので、ご了承ください。
なんでも許せる方のみお進みください。
ソ連side
でも、そいつはそう簡単に手に入る輩ではなかった。
大陸は近いモノの、相手が求めているものと、現在大粛清を行っている俺とは、
まったく相容れないものであり、かかわる機会すらあまり得ることができなかった。
仮に得たとしても―
「日帝、みろ、鮭があるぞ?とってやろうか?」
「そんな、先輩に取ってもらうなんておこがましいこの上ないです…!!」
「教えてくださりありがとうございます…!!!」
「何、お前は俺のかわいい後輩だからな」
「え?ナチ??io,ioは!?!?!」
「うん、お前も先輩だろ?もっとしゃきっとしろ」
「ナチってばioにだけ辛辣過ぎないッ!?!?」
常に国々が交流する場では、邪魔な虫のごとくナチスの周りには、
枢軸国、という同盟の名、イタリア王国、大日本帝国がいた。
「…」
どうしたものか、と首をひねらせながらウォッカを煽って遠くから見つめる。
これが毎度の孤立した俺の立ち位置である。
「…!」
俺の視線に気づいたのか、ぱちり、と一瞬だけナチスと目が合う。
そしてナチスは少し驚いたような表情を浮かべてから、二国に何かを軽くつぶやくと、こちらに向かって歩いてきた。
「やぁ、ソビエト連邦殿。初めましてだな」
「嗚呼、初めまして、ドイツ第三帝国殿」
突如話しかけてきたことに内面では動揺を隠せないまま、
いつもの社交で鍛えられたまったく動かない表情筋を何とかして動かそうとするが、隣にいたアメリカが全く笑えてねぇぞ、お前。みたいな目で見てくるのが本当に憎たらしい。
こいつは一度くらいだまることができないのだろうか?
「ふむ、アメリカ殿、少し席を外していただくことは可能ですかね?」
身長の低いナチスは、必然的に俺たちを上から見上げる形になっている。
小動物感があってかわいいな、と思いながらめったに近くで見れないナチスを玩味する。
「ン、いいぜ!俺も日帝chanと話したいことがあったしな!」
たしか、アメリカは日帝に枢軸国の離脱を求める、みたいな話をしていた気がする。多分その話についてだろう。
「待たせてすまなかったソビエト連邦殿」
あえてソビエト連邦、と社会主義を入れないのは、独裁主義による対抗だろうか。
と、少しかわいいところを想像してしまいほおが緩む。
「…聞こえているのか?」
「──嗚呼、すまない、なんだ?」
思わず自分の思考に没頭してしまっていたため、まったく聞いていなかった。
「…もし貴殿がよければなのだが、」
「私と条約を結ばないだろうか?」
それを言われた時の俺は、どんなにもうれしかったか。
なのに、残念だよ。なちす。
コメント
1件
うわあああ重い…!最初の遠くから見つめるソ連の視線とか、ナチスが近づいてきたときの内心のドキドキ、めっちゃ伝わった😭💕 「…もし貴殿がよければ」って条約申し込むシーン、声に出したいくらいエモかったよ…! そして最後の「なのに、残念だよ。なちす。」が一気に未来の切なさを引き寄せてて、胸がぎゅっとなった…! 次どうなるの!?もう待てない!🫶✨
#kiss22title チャレンジ!
#カントリーヒューマンズ
我的我
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