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(わ、もうこんな時間。)
私は日曜日の5時に目が覚めた。
(土曜も日曜も、結局何も出来なかったなー)
📱<ピロン
(あ、菅原さんからDMだ)
【明日だね。試合。】
【俺今まで練習付き合ってたから結構楽しみだなー、】
〖私もです。〗
【そりゃ良かった!】
【また明日ね!】
〖はい!〗
『ふわぁぁぁ…』
私は大きなあくびをしながら着替えて家を出た。
『おはよう。蛍くん。』
『今日試合やるんでしょ。頑張ってね!』
「ん。」
『どっち勝つかなー、』
「僕、勝敗とかどうでもいいから。」
『…そっか。』
授業が全て終わり、体育館に向かう。
「やっほ。西川」
『菅原さん。』
「今日も頑張ってね!」
『はい!』
そう言って菅原さんと体育館に入ると、もう日向と影山さんがいた。
(何気に日向が試合するの初めて見るな、)
『日向。頑張ってね!』
「…!おう!」
試合途中も書こうとしたのですが、アニメを見返すと難しいし何よりめんどくさい事に気づきました。すみません。
いつか気が向いたら書こうと思ってます。
(主より)
試合が終わり、みんなが帰っていく。ネットを片付けていると蛍くんが話しかけてきた。
「それ、手伝うよ」
『ありがとう!』
私たちは2人で体育館倉庫に行く。
『ここの棚高くてさー、』
「うん。」
そんな雑談をしていると、
『わっ!なに?!』
扉から大きな音がした。
蛍くんが扉に寄り開けようとするが何故か扉が開かない。
「あーー、これちょっとまずいかも」
『どど、どうしよう。』
私は怖くなり蛍くんに近づこうとするが、蛍くんが手をこちらに向けてストップを出す。
「落ち着いて、あとあんまりこっちに来ないで。ほんとに。」
『うぇ、ご、ごめん』
(蛍くんも早口になり焦っているようだ。)
(どうしよう…。とにかく考えろ…!)
(…よし!!)
私は覚悟を決め蛍くんに話しかける。
『蛍くん。数秒だけ耳と目を閉じてくれる?』
「は、まぁいいけどなんで。」
『後で教えるから!お願いします。』
混乱した様子だったが、蛍くんはすぐに耳と目を閉じてくれた。
(よし!せーーーっの…!!)
私は思い切り扉を蹴飛ばした。
(良かった…!開いた!)
(こんな姿、見られたら引かれちゃうよな…)
私は蛍くんの肩を叩き、『もういいよ』の合図を出す。
「……は?なんで開いてんの?」
『あーーーー…、が、がんばった!』
「…そう。あ、ありがと。」
『! うん!!』
私はお礼を言われたことが嬉しくて、ついにやにやしてしまう。
「も、早く行こ。」
『はーい』
「…暗いし、送ってく。」
『ほんと!いいの!』
蛍くんは私に背を向けながら一緒に帰ることを約束してくれた。
<続く>