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ども、主です。それでは本編どうぞ!


ーNoside

皇室の一番奥の道を💗とともに歩いていく💙。道がやけに狭い。きっと、敵襲が来ても大丈夫なようにしてあるんだろう。そんなことを考えながら、歩いていたらよそ見をしていたらしく、💗の大きな背中に顔が激突したのが分かった。💗には蚊が止まった程度に過ぎないらしく、背中をポリポリ掻くだけである。

💗「ちゃんと前見ろよ?」

💙「申し訳ございません。」

💗「んー、、、ま、いっか。とりあえず入るぞ〜」

ギィィィィ…

扉の向こうには、まるで別世界のような庭園が広がっており、その向こうには美しい桃色と琥珀色が織りなす宮殿が。思わず声を上げたくなるような美しさに、💙は見惚れていた。💗はそれを横目に、丁寧に仕事を教えていく。💙も拙いメモを取りながら、庭園に目をやっていた。

💗「どうだ?綺麗だろ?」

💙「はい。とても綺麗な御庭でございます。」

💗「んじゃ、俺は?」

そうやって💗は顔を💙近づける。💙は鼓動が早くなり、顔が一気に沸騰しそうになってきた。とにかくこの場から逃げたいのが💙の心情だった。さっきまでの庭園に見惚れていた気持ちはどこへ行ったにしろ、この目の前のお世継ぎ様をどうにかしないといけない。💗が💙の頬を撫でた。中々に柔らかい。

💙「さ、💗様もじ、十分お綺麗でございます。」

💗「そうか、それは良かった!」

💙「は、はい、、、。あ、あのー、、、。」

💗「ん?どうした?」

💙「そ、その、、、手、離していただけますか?」

💙の小さな手が、💗の柔らかな手に絡まれていた。ぬくもりがあり、気持ち良かったがこんなことをして良いのは、💗の許嫁だけ。浮気に過ぎないのである。💗はそれを特に気にする様子もなく、指と指が絡まっているのを見て、満足そうな笑みを浮かべる。

💗「嫌だ、って言ったらどうするんだ?」

💙「、、、僕の首がはねかねません。」

💗「そうか。なら離す。」

💙「(いやそれで離すんかい。)」

離してはいるものの、妙に距離が近い。これで他の女官たちに恨まれたらどうすんだよ。全く、この世に罪な男はいるのだなと改めて💙は感心するのである。

女官「💗様、お食事のご準備が。」

💗「ん、今行く。」

女官「、、、。(ギロッ)」

一瞬、💙は女官が睨みつけてきたのを感じた。やっぱり、こんなすすだらけな自分が側近なんかにならなきゃ良かったと後悔だけが胸をざわつかせる。最下級から、どんな女でも羨むような側近になるのは、間違いだった。その思いが態度にも出ていたらしい。💗が軽く肩を叩いた。

💗「どうした?顔色悪いぞ?」

💙「いえ、なんでもありません。💗様が気にするようなことではございません。」

「ふーん」と見え透いているような返事をして、💗はそのまま食亭へと向かった。


はい!いかがでしたでしょうか?いいねやコメント、フォローよろしくお願いします!それじゃ、おつてぬ〜

皇帝の息子になんか恋しちゃいけません!

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