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こんにちはyozakura☪︎*。꙳です。
早速続きからどうぞ☆。.:*・゜
「…残り3人、誰が出るかを決めよう。」
俺を抜き、残りこの試合に出なければならない人数は3人。
このサバイバー達の中から、、、仲間達の中から決めないといけない。
一応俺が出て欲しいと思う仲間は居るが、
ここは俺一人で決めるのではなく、皆の意見を聞き、
意見から名前が出てきた奴が応じたら参加してもらう。
「この試合に希望者、または出てもいい奴は居るか。」
周りの仲間達はザワザワしだし、中々手を上げようとはしない。
そりゃそうだろうな….怪我だって治りはしないし、
生きて帰れると言う保証もない。出たくないのは当たり前だ。
そう頭の中で考えていたら、
「…僕も出る。」
俺の真後ろから声が聞こえた。だが、
その声は俺がいつも聞いてる、低く暗い、愛おしい声…
俺はハッ….!とし、後ろを振り向く。
やっぱり、その声の主は
「ノートンッ…..!?」
そう、俺の後ろでノートンが出ると言っていたのだ。
さっきまでビービー泣いてた奴が、、、犬みたいに懐くコイツが、
俺の命よりも大切な恋人が、
この試合に…….出る、?
「お前は来るなッ!!」
思わず己の喉から怒号が鳴り、この部屋中に響いた。
嫌だ。….嫌だ。嫌だッ…..絶対に駄目だッ!!
この試合にノートンを入れたくないっ…!!来るなッ…
頼むから来ないでくれっ…..!!お前に何かあったらっ….俺はッッ…!!
ドッドッドッドッ···と心臓の鼓動が速くなり、手足の震えが止まらない。
冷や汗をかき過ぎて自分の顔が濡れている。
目の前に居るノートンは、そんな俺を見て目を見開いていたが、
隠すようにその表情をすぐに変え、ゆっくり口を開いた。
「ナワーブが決める事じゃない、出るか出ないかは僕次第。それに、
この試合は僕も出た方がいいと思う。」
ノートンは鋭い目付きで俺の方をただずっと見た。
絶対に出てやる。と言いたげな顔で、、、
でも、嫌だ….嫌なんだノートン………….俺は、俺はッ…….
お前を、
失いたくない……..
だが….そう思っていても、結局は皆の意見と、ノートンの同意で、
ノートンがこの試合に参加するのが決まった。
俺は、反対したんだがな……….やっぱり俺は、
あいつの粘り強い所が、、、頑固な所が嫌いだ………..
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それから今日の皆との話し合いで、誰が試合に出るかが決まった。
まず一人目は、サポート&補助担当の占い師、イライ。
2人目は、解読担当の囚人、ルカ。
3人目は救助&チェイス担当の俺で、
最後の4人目は…………チェイス&補助担当の、ノートン….。
この4人が、最後の試合に出るチームとなった。
一方、ハンターの方はもう決まっている。
この試合に出るハンターはあの『リッパー』だ。
何故よりにもよってこいつが出てくるんだ、と口には出さず、
心の中で嫌味を吐くが、愚痴ったって何も解決はしない。
大人しく諦め、愚痴るのを辞めた。
そして、ナイチンゲールからこの試合がいつあるのかを聞いた。
この最後のゲームがある試合は、
2日後だ。
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❦ℯꫛᎴ❧
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹♪
(続く♪)