TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
「──もう一度お前と居れるなら。──」

「──もう一度お前と居れるなら。──」

「「──もう一度お前と居れるなら。──」」のメインビジュアル

4

第4話〝 やっぱり俺は、 あいつの粘り強い所が、、、頑固な所が嫌いだ...........〟

♥

60

2022年03月31日

シェアするシェアする
報告する

こんにちはyozakura☪︎*。꙳です。

早速続きからどうぞ☆。.:*・゜
























「…残り3人、誰が出るかを決めよう。」





俺を抜き、残りこの試合に出なければならない人数は3人。

このサバイバー達の中から、、、仲間達の中から決めないといけない。

一応俺が出て欲しいと思う仲間は居るが、

ここは俺一人で決めるのではなく、皆の意見を聞き、

意見から名前が出てきた奴が応じたら参加してもらう。


「この試合に希望者、または出てもいい奴は居るか。」


周りの仲間達はザワザワしだし、中々手を上げようとはしない。

そりゃそうだろうな….怪我だって治りはしないし、

生きて帰れると言う保証もない。出たくないのは当たり前だ。

そう頭の中で考えていたら、


「…僕も出る。」


俺の真後ろから声が聞こえた。だが、

その声は俺がいつも聞いてる、低く暗い、愛おしい声…

俺はハッ….!とし、後ろを振り向く。

やっぱり、その声の主は




「ノートンッ…..!?」






そう、俺の後ろでノートンが出ると言っていたのだ。

さっきまでビービー泣いてた奴が、、、犬みたいに懐くコイツが、



俺の命よりも大切な恋人が、



この試合に…….出る、?



「お前は来るなッ!!」



思わず己の喉から怒号が鳴り、この部屋中に響いた。

嫌だ。….嫌だ。嫌だッ…..絶対に駄目だッ!!

この試合にノートンを入れたくないっ…!!来るなッ…

頼むから来ないでくれっ…..!!お前に何かあったらっ….俺はッッ…!!

ドッドッドッドッ···と心臓の鼓動が速くなり、手足の震えが止まらない。

冷や汗をかき過ぎて自分の顔が濡れている。

目の前に居るノートンは、そんな俺を見て目を見開いていたが、

隠すようにその表情をすぐに変え、ゆっくり口を開いた。


「ナワーブが決める事じゃない、出るか出ないかは僕次第。それに、

この試合は僕も出た方がいいと思う。」


ノートンは鋭い目付きで俺の方をただずっと見た。

絶対に出てやる。と言いたげな顔で、、、

でも、嫌だ….嫌なんだノートン………….俺は、俺はッ…….


お前を、





失いたくない……..




だが….そう思っていても、結局は皆の意見と、ノートンの同意で、

ノートンがこの試合に参加するのが決まった。

俺は、反対したんだがな……….やっぱり俺は、

あいつの粘り強い所が、、、頑固な所が嫌いだ………..


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



それから今日の皆との話し合いで、誰が試合に出るかが決まった。


まず一人目は、サポート&補助担当の占い師、イライ。

2人目は、解読担当の囚人、ルカ。

3人目は救助&チェイス担当の俺で、

最後の4人目は…………チェイス&補助担当の、ノートン….。


この4人が、最後の試合に出るチームとなった。

一方、ハンターの方はもう決まっている。

この試合に出るハンターはあの『リッパー』だ。

何故よりにもよってこいつが出てくるんだ、と口には出さず、

心の中で嫌味を吐くが、愚痴ったって何も解決はしない。

大人しく諦め、愚痴るのを辞めた。


そして、ナイチンゲールからこの試合がいつあるのかを聞いた。






この最後のゲームがある試合は、




















2日後だ。



















┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


❦ℯꫛᎴ❧

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹♪

(続く♪)

「──もう一度お前と居れるなら。──」

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

60

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;