「はあ〜、なにしよっかなあ」
そう言いながら溜息を吐いた。
数時間前あぎょうくんが出張に行った。
「じゃあ行ってくるね、○○ちゃん…」
名残惜しそうに玄関先で言う。
少し見栄を張って
「1週間だからね、!頑張って」
なんて笑顔で送り出してしまったけれども、
本当は私だって寂しい…
はあ〜、どうにもならない溜息だけが溜まっていく。
1週間って言ったのは私だし!頑張ろう!
そんな気持ちで起き上がり色々家の事をする。
気がつけば夜
1人で夜ご飯を食べたのは久しぶりだ。
なんだかんだあぎょうくんがいつもいたから。
お風呂も済まして、時刻は23:00過ぎ。
電話、かかってこないのかなあ…
かけたら迷惑かなあ。なんて頭に考えがよぎる。
『♪プルルル』
なんていい所に!あぎょうくんからだ!
飛び起きて急いで電話をとる。
「もしもし、…」
「○○ちゃーん!!」
耳元にした私が馬鹿だった…
そうだ、寂しさで忘れていたが絶対に耳を近づけてはいけない。今日なんかは特に_
そんな事は置いといて、
「 お仕事、どう?」
「めっっちゃ寂しい!!」
「○○ちゃんは寂しくないの?俺悲しいよ!」
「ふふ、寂しいよ」
「ほんとに思ってる?」
なんてどうとでも無い話をして夜が更けていく
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