「あ”ー!!やっぱ寂しいよお…」
バタバタと地団駄を踏みながら言う最終日
「会いたい〜!!」
はあ、…とため息をつきながらこんな事してる場合じゃない。とか思う
「あと半日か…」
なにかご馳走でもしようとスーパーへと向かう。
買い物中携帯が震える
『誰からだろ』
携帯を見ると、
«飛行機乗った!!»と写真付きのメッセージ
ちょっと顔が緩みながらスーパーを出る。
ふと目に留まった公園。
なんとなくブランコに揺られる
「あ、雪…」
ほんとに、寂しくないのに。もうすぐ帰ってくるくせに。
ちょっとでも想ったら悲しくなる
そんな時、抱きしめられる感覚が
「へっ、!?あぎょうくん」
「へへ、サプライズー!もう〇〇ちゃん探したよ?」
「ね、寂しかった?」
いひひと、聞くようだったが一瞬目を見開いて
「泣いてるの?」
抱きしめられた力が強くなる
「俺もめっちゃくちゃ寂しかった」
私は黙って力いっぱいに抱きしめ返すしか出来なかった。
コメント
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あ“ー最高_:(´ཀ`」 ∠):