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私は藤原〇〇。

小さい頃から、周りの人に『可愛い〜』『頭いい〜』『スタイルいい〜』と羨ましがれてここまで生きてきた。

だから、沢山の人に囲まれて恵まれてきた。

でも…恋は恵まれなかった…

その前に、『好き』という感情が分からへん



小瀧『〇〇〜はよ行くで!!』

〇〇『あっ!のんちゃん〜おはよ〜❤』


毎日のんちゃんが私の家まで迎えに来てくれる

まあ、家が隣やしね!笑笑


小瀧『今日も〇〇可愛ええな〜❤』

〇〇『冗談はよしてや笑 私、可愛くないから≧(´▽`)≦アハハハ』


冗談やないのに、いつも〇〇は気づいてくれへん…

俺は…〇〇が好きなんや…!!


小瀧『今日から高3やな〜』

〇〇『もう高3か〜笑』


あっという間に高3になったな〜笑

と思っていたら…


小瀧『〇〇は部活入らへんの?』

〇〇『えっ?なんで?笑』

小瀧『高校生最後なんやで?…楽しまへんと!』

〇〇『うーん…じゃあ入る!』

小瀧『ほんまに?!』

〇〇『いやのんちゃんが勧めたからやん!笑…あっ』


肝心なことに気づいた


〇〇『部活って何に入ればいいん?…』

小瀧『〇〇やったら、運動部とかはどうや?』

〇〇『運動部か〜』

小瀧『〇〇、運動神経ええし…それに…』

〇〇『それに?…』

小瀧『〇〇…モテるやろ…』


ほんまは『モテる』なんて言いたなかった…

でも、事実なんや…

〇〇は結構モテる

もしかしたら、俺よりモテてるかもしれへん…笑


〇〇『いやいや!全然モテてないで!w』

        『彼氏おらんし!w』

小瀧『えっ…』

〇〇『ん?なんかあった?』

小瀧『〇〇彼氏おらへんの?!』

〇〇『そうだよ笑  いるわけないやん笑』

小瀧『そうなんや…』


“彼氏はおらへん”と聞いて安心した。

俺にもチャンスがあるってことやな?…

でも、少し不安なんや…

もしかしたら、いつか〇〇に“好きな人”ができるかもしれへん

もっと言ったら“彼氏”ができるかもしれへん…


〇〇『ねぇ〜のんちゃんはどの部活がええと思う?』


そんなに可愛い瞳で見つめられたらな〜笑

素直になってまうやん…笑笑


小瀧『〇〇がええって言うなら…サッカー部のマネージャーしてほしい。』


〇〇がもしサッカー部のマネージャーを引き受けてくれるんやったら、いつもより長く〇〇とおれるし…それに他のやつとおらんくてええから…

でも…サッカー部は男だけやし…

でも、〇〇は俺だけを見てくれてるからええねん!


でも…この答えは間違っていた…

〇〇は俺だけのものやない…__________のものになるってことを…


——–キリトリ線——–

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