テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


柔らかくもない、かたく尖った音が部屋を包み込む。

目覚まし時計を変えてから、毎日が憂鬱になった。

いっそのこと転職してみようか。

給料は高いからちょっと好き。

でも都合よく使われる。その分の給料はないけど。



ベッドに横になった状態で、情けなくテーブルに手を伸ばし、リモコンを手に取った。

変に冷たいシリコンのボタンが気持ち悪い。


適当に見えたボタンを押して、映し出された映像を見ながら起き上がる。

そこには見覚えのある姿が映っていた。




「一から何もわからない状況で起業したんですよ。」

「東京に…上京して?状況だけに!なんちゃって!」


テレビに映し出されていた人物は、幼なじみの大樹だった。

調子に乗ってボケておちゃらけている。


「大樹……」


大樹は小さい頃から社長になるのが夢で、ずっと俺と起業しないかと誘われていた。


俺はそんな気はさらさらなかったし、大樹の夢なんだからと身を引いていた。


「夢……叶えたんだ」


俺は自然と涙を流していた。


それに比べて俺は…

ダメダメ。考えない。


俺は大樹のインタビューを聞き流しながら会社に行く準備をした。




そういえば…


みっちゃんは元気かな…

この作品はいかがでしたか?

2

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚