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独日最高〜! この関係が尊い!
独日特有の温度感というか距離間がめちゃめちゃ最高でした!😭👏✨じわじわ攻めたてるドイツと振り回される日本がかわいくてかわいくて泣きました😭😭😭🙏直接的な表現はしてないのにこんなにえっちなの本当にすごい…!!素敵な作品をありがとうございました!🥰
まじで 天国👼🌈💐 あ ゛~ .. 手フェチ には ほんとに えっちがすぎる 、🥹🫶🏻️💓 ハンドクリーム 塗ってるだけなのに なんでこんなに せんしてぃぶ なんだろ ~ 🤔🤔🤔 おかしいな ~ 🤤🤯👾 🇩🇪 って やるときは 誰よりも やる男だと 勝手に思ってる😳❤️🔥
雲一つ無い澄み渡った青空、葉一つ無い落葉樹が立ち並ぶ季節
予報によると今日はかなり冷え込むうえに乾燥するらしい
ただでさえ低い湿度は、加湿器がなく暖房の効いたこのオフィスではさらに低くなる
そのためこの場にいる者にとって乾燥対策は必須事項になった
窓の方をちらりと見てふと思い出した俺は打鍵する指を止めてバッグからハンドクリームを取り出す
知らないうちにカサついていた掌に冷えたそれが絞り出されるのをただ眺めた
量の目安は人差し指の指先から第1関節までの長さと聞くが、今日の乾燥具合ならもっと出しておくべきか…
いやこういうのは定期的なケアが必要だから通常の量で回数を増やすべきか…
そんなことを考えていた俺の頭は力のコントロールに意識が行っていなかったようで、結論が出る前に異変を感じた手には明らかに過剰な重みが乗っていた
「やべ…出しすぎた」
量が多いだけに拭き取るのも勿体ない、しかしチューブで吸い取るのは衛生的になんか嫌だ。かと言って手が過剰にベトベトするのは不快でしかない
はて、どうしたものか…
その時、嗅ぎなれた香りを纏う人影がふっと目の前を通り掛かる
手を見て困り果てている俺が気になったのか、そいつは数歩下がって俺の前で足を止め顔をのぞきこんだ
「手なんて眺めてどうしたんですか?」
仄かに紅みがかった黒曜石の瞳が自身を映す
垂れ下がった眉からは気遣いが感じられた
「日本、いい所に」
量が多いなら他人と分け合えばいい
こんな簡単なこと、なんで思いつかなかったんだろう
顔を見ただけで悩みを自己解決し満足する俺に日本はハテナを浮かべる
こてん、と無意識に首を傾げる仕草がとても可愛かった
「ハンドクリームを出しすぎてしまってな、よかったら貰ってくれないか」
手のひらに乗ったクリームを見せると、確かに多いですねぇと返される
「丁度私も手の乾燥が気になってたんですよ。ありがたく頂戴しますね」
おずおずと伸ばされる右腕
近づいたそれと放置されていた左腕を纏めて掴み、両手を絡める
きっとクリームを指で掬おうとしたのだろう、日本は戸惑いの表情を浮かべていた
「あの…」
「こっちの方が一気に塗れて効率的だろ」
よく考えれば、スキンシップに慣れていない日本に対してこの方法はあまり良くなかったかもしれないが、長年の仲なのだから許してほしい
カサついている互いの手
無香料のクリームが皮膚を油分で覆っていく
それと同時に、俺の意識も思考の海へと引っ張られていった
思ってたよりもだいぶ小さいな
自身の手にすっぽり収まった日本の手
細長い指が華奢な印象を際立たせる
ストレートラインのリングがよく似合いそうな指だ
たしか指の長さはあまり変わらなかったはずだから、掌が小さいのだろう
もしかしたら、自身のが大きいだけかもしれない
こんなにまじまじと見る機会がなかったから気が付かなかった
思わぬ発見に心踊りつつも、作業は怠らない
手の甲から指先へ、ひっくり返して手のひらへ
爪周りの保湿も大事だ、さかむけなんて出来たら大変だからな
この間ついさかむけを引っ張ってしまった時は大変だった、痛いしなにより水が染みる
でもやってしまうんだから悪い癖だ
痛みを思い出しながら爪周りを二本指で挟んで細部までいきわたるようこねる
日本にはあの痛みを味合わせたくないしな
触れ続けること約三分、最後の指での作業が終了する
よし、こんなもんでいいだろう
念入りにやっていたせいだろうか、すっかり沈潜してしまっていた
「終わったぞ…」
指を抜きつつ目線を上を向けたその時、自身の動きがピタリと止まる
なんだその顔は
瞬刻明るくなった視界に映る、顔を紅潮させ僅かながらに息を荒らげている日本
何が原因でこんなことになっているのだ
さっぱり分からないが一つ言えるのは日本は動くことが出来ない状況であったということ
ならば、今の間に日本をこんな状態にさせることができる奴は…俺しかいない
もしかしてと離れかけた指を戻して右手の甲をカリカリと掻く
か細い体は不意な刺激に震え、雰囲気の異なる声が漏れ出た
なるほど、そういう事か
かなり敏感だとは思っていたがこれ程とは思ってもみなかった
きっと昨晩のアレを思い出してしまったのかもしれないな
それにしても手を絡めただけで溶けてしまうなんて、愛らしくてしょうがない
もっと意地悪したくなるじゃないか
緩い拘束から逃げ切る寸前の彼の手を力強く掴んで手全体で完全に閉じ込める
「すまんな、まだ不十分だったみたいだ」
思ってもいない謝罪で伝える開幕の合図
やっと開放された、そう安堵していた日本の顔が現実を受けいれ青ざめた
その姿はさながら袋小路に追い詰められた小動物
ああ…その顔、凄く唆る
隠しきれない興奮に口角が歪む
奥底で燻り始めた欲がゾクゾクと湧き上がるのを感じた
無意識に込められた力を解放するため、全ての指先で甲を優しく撫でてあやしてやる
ぴくりと震えた指は、意図を察したように結合を緩めた
というよりも、観念したという意思表示なのかもしれない
手の熱を確かめ合うように手のひら同士を擦り合わせる
すり…と優しく触れるそれは甘えているようにも見える
開かれた隙間からスルリと指を絡ませ、ゆっくりと手を開き、指を折る
触れるか触れないかの距離を保つというのは案外難しいな
焦らす動きは日本に効いていたようで、ものの十往復もしない内に物欲しそうな表情を見せた
可愛いお願いには応えてやらないとな
指の又に自身の指をズルリと擦り付ける
昨夜の出来事を思い出させるような、含みのある動き
クリームで滑やかになったそこと指が激しく擦れる様は本当に戯れとよく似ていて、自分まで熱くなってしまいそうだ
時々、動きを止めようと俺の名を上擦った声で呼ぶ日本
けれど、俺は知らん顔で触れ続ける
会社内だからと周りに聞かれないよう頑張る日本のなんといじらしいこと
両手を塞がれているため、緩みそうになる下唇を上唇で押さえ込んでいる
目もぎゅっと閉じられていて、力むことでギリギリ快楽に耐えているが見てわかる
ハハ、本当に止めたいなら蹴るなり頭突きするなりすればいいのに
快楽に弱い日本の事だ、案外この状況を楽しんでいるのかもしれないな
前後運動をやめ、爪を立てた三本指を、つつ…と滑るように掌へと移動させる
無防備なそこに中指でゆっくりとした動きで円を描きながら、親指で母指球を撫でる
もう片方は四本指で親指を包んで、先端に自身の親指を突き立てる
そのままカリカリと掻いたり、先端をぐっと押し込んだりしていると、他の四本指が動きを止めようと力無く甲に添えられる
気にもとめず扱く動きをすると、力んだ指達が引き止めるようにしがみついた
背中の傷が呼応したかのように疼いたのは気のせいにしておこう
我慢の限界なのか、足元ががくがくと震え始める
かろうじて抑えられている下唇には歯が突き立てられていた
このままでは出血してしまう
…残念だけど引き際だな
何事も無かったようにパッと手を離す
突然の終わりに日本は混乱したようだ
ぽかんとする日本を傍目にデスク下に置いていたバッグを漁る
取り出したマフラーを巻いてやり、ロングコートを羽織らせてしっかりと前を閉めた
「それ、貸してやるから休憩行ってこい」
そんな姿他の奴らに見せたくないしな
膝で不自然に盛り上がっている足の付け根辺りを突き、ニヤリと笑って見せる
それには日本自身も気づいていなかったようで、指摘されて恥ずかしいのか茹だった顔をマフラーに埋めた
「誰のせいだと思ってるんですか…」
布越しに発せられる、消え入ってしまいそうな抗議の声
再び溢れてしまいそうな衝動を抑えてニコリと微笑んだ
「続きは帰ってから、な」
最近の私のイチオシCPの独日でした。この2人の気の置けない親友って感じが好きです、職場でも戦友としてお互いを励ましあってそう。でも恋仲になったら先祖由来のドS属性出してくるドイツに日本は振り回されるんだろうなと思ってます。普段キッチリしてる分ギャップが凄そうですね(小並感)解釈違いでしたらこの話は見なかったことにしてください。
ところで、今回もとても健全なお話でしたね。
謎の悪寒がしたのでセンシティブ表記しましたけど…別に何もエロい事書いてないですよね?
一通り書きたいCP書いたらガッツリセンシティブなものも投稿していこうかなと思っております。