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zm)ペ神これ使ってええ?sn)どれ?あーそれ?ええで
何やら薬品を取り出し、調合するつもりの様子
ごちゃごちゃとしたその部屋は白いカベで覆われており、まるで光の元にいるかのような明るさだ
zm)なんでこここんなに明るいねん、、
深くがぶったフードをさらに深くするように、きゅっと縮こまる
妖というものは明るい場所が苦手だからであろう
sn)あー、そっかゾム明るいところ苦手だもんね
zm)妖はみんな嫌いやろ、、
sn)でも狂犬の2人とか日光の下でて遊んでるよ
zm)大先生とかショッピ君は出たくないゆーとったで
この会話だけ聞けば個人情報漏洩しているのだが、、気にしないでおこう
しんぺい神、通称ペ神は選んだ薬品を貰い、何やら機械を操作している
一応言っておくが、今は大正時代である
そう考えればこの国はとんでもないハイテクであることが窺える
sn)この部屋は、一般幽体が入れんように、白いカベであかるくしてんねんで
zm)ほぉーん、、一般幽体ってこんくらいのでもダメなんか、、
sn)まぁ、俺らは次元が違うんでしょ、知らんけど
世間一般で言うと妖は日光の下に出たがらず、部屋の明かりのそばでさえ嫌う
普通暗闇の中で過ごし、多少見えなくとも霊気は吸えるので不便はしない
ここの幹部は異次元なのか、としっくりこない様子のゾム
当事者からしては当たり前の事であったのでしょう
これはすべての妖が持って生まれるわけではない、としんぺい神に言われゾムは今度エミさんに聞いてみよ、と頷いた
sn)はい できたよ
そうして手渡されたのは不気味な色をした液体入り瓶
脅威はその瓶を片手でクルクルと回した後こう述べた
zm)全く、外交官サマも考えるねぇ、、w
時を遡ろう
os)ひとらん
ht)はい
この人が俺のことをひとらんと呼ぶときは真面目に何かを考えている時のみ、、そう思いながらひとらんらんは耳を傾ける
os)あいつ、まだ日光嫌いなんかな
疑問系で質問しにきているが、この問いかけの仕方は大体の目星はついているということである
やんわりと答えないでおこう、そう思った
ht)それは、、日光で消滅するか、ということですか?
os)おん 前世の弱点ちゅうのは引き継がれていたりする
あぁまたこの人は、、と呆れもあり、驚きもあり、、
大体、オスマンがやろうとしていることはわかったらしい
すぐにしんぺい神への連絡を入れた
ht)おそらく日光の浄化成分、体内時計の変化を嫌っていると思われます
鬼がなぜ、日光にあたってはいけないのか
即座に思いついたものを並べてみた
鬼にとって体内時計というものは持っていても仕方がない
そして、うつの改善やらなにやらをしてくれる日光の浄化は鬼にとって大敵であるはずだ
しかしいくら行動を予想できても、やはりその奇想天外の提案は斜め上に飛んだらしい
os)それって作れる?
ht)つくっ、!?似たようなものを作るのは可能だと思われます
上司のとんでもない発言に、多少驚いたらしい
はっと隣のオスマンを見て、即 心を落ち着かせて冷静に答えた
ここから先はもうわかりきったと思われる
再度しんぺい神に連絡を入れ、信号を送る
os)我々への影響は?
ht)一般兵へのダメージかと
os)では一般兵を全員下がらせろ
ht)了解、、ゾムでよろしいですか
os)よし 準備が整い次第、、、、、いや、もう少し待てと伝えろ
ht)はぁ、、w了解
zm)さて、最終兵器は使わずに一旦暴れてきますかぁ!!!!
sn)はい いってらっしゃーい
zm)じゃあな神!!