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ちょっと疲れたsyp君の話。
syp君main
2、3話で終わります。
休憩中に『死にたい』そう言ったのはほんの軽い気持ちなんや、
いや、本当は深くて暗くて冷たい深海のような冷たい本音が混ざった冗談めいた一言、
なのにッ…なんで、そこまで優しくしてくれるん?
“ワイ”には分からんッ…
分からんよッ゙…!!!
syp視点
ワイの唯一の後輩。チーノがこの軍に来た。
初めての後輩で嬉しかったし、年も近かったからすぐ打ち解けた。
チーノの事は本当に凄いと思う。
優しくて、努力家で、かっこよくて…ザ、期待の新人みたいな奴、
でもワイは違う、最近訓練での伸びしろがない。
前よりキツい内容なはずなんに、…
なんでッ?こんなんやったらすぐに置いてかれる、幹部を名乗れんッ、W軍が弱いみたいになってまう、ッ
なんとなく、息がしずらくて、屋上に休憩しにいった
in屋上
syp「…はぁ、」
屋上には誰もいなかった。ワイがこんなことしとる間にまた皆は成長しよるんやろなぁ…
いっその事…
ガチャ
syp「死にたいわ…」
ci「…ぇ、?」
syp「!?チーノ!」
ci「しょ、ショッピ、?な、なんかあったんか!?いじめ!?大丈b(((」
syp「ッ…辞めてや、」
ci「…はッ、?」
syp「お願いやからッ…もぅ、いっその事ッ!」
『死なせてやッ!』
ci「ショッピ、?なんでッ、お、俺なんかしたッ?」
syp「ち、近ずかんでッ、」
ぁーあ、やってもーた。いや、後悔しても遅いか、もぅ言ってしまったんや。自分から突き放したんや。
…そっか、ワイは気付かんうちにこんなに追い込まれとったんや、
バッカみたい、ホント迷惑やな。
…みんなごめんなさいッ、
ci視点
屋上に息抜きで来たらとんでもない一言が耳に入った。しかも、1番聞きたくないやつの声で
『死にたい』
その言葉がそいつの声で頭の中でずっと流れる、
理由を聞こうとした。そしたら
突き放されてしまった
ぁーあ、ほんとに何も出来んのやな…
とにかく、必死の思いでインカムに言う。
『手の空いてる人直ぐに屋上にッ!』
数名から返事が来た、
1番頼りになりそうなあの人からも。
kn視点
チーノから屋上に呼ばれた。凄い焦ってる様子やった、何かあったんかな?
いざ、屋上に着くと、涙目で屋上のフェンスの近くに膝から崩れ落ちているショッピ。
ドアの近くで呆然と立ち尽くしてるチーノ。
そして、只者じゃない、重い空気のお出迎えがあった。
こんなお出迎え嬉しくあらへんわ、
syp視点
チーノに聞かれてしまった。突き放してしまった。その絶望感だけで押し殺されてしまいそうなのにコネシマさんまできてしまった、
その後、大先生、シャオさん、ゾムさんまでッ…
怖かった、チーノを傷付けてしまったことを怒られると思ったから。
その瞬間、コネシマさんに抱きしめられた。
syp「…ぇ、?」
kn「…何があったかは分からへん、けど…ショッピがいま苦しい事は分かる、」
syp「ッ、」
暖かいな…嫌な気はせぇへん、
でも、これじゃ、コネシマさんまで悪く言われるかもと思った。どうしたら?ワイは?訳の分からん考えが思考を蝕む
syp「ぁ、ッ…あ、」
どうすらばいいか分からない。チーノに謝るべき?コネシマさんに離れてもらうべき?早く死んだほうがいいのでは?
ci「ショッピッ!」
チーノにまで抱き締められた、
syp「ぇ…ぁ、?ワイはッ…チ、チーノ、ごめんッ、ごめッ、ごめんなさいッ…」
ci「謝らんでええからッ、」
他の人まで近くに来てワイの頭を撫でたり手を繋いだり、色々してくれた。
暖かい。心地良い、あれ、?眠くなってきたな…寝て…いい…かな……?
syp「ッ…ぁ…」スースー
in医務室
【ci】
ショッピが寝てる横で事情をsnさんに聞かれた。
ショッピが死にたいって言った事、突き放されてしまったこと、自分がショッピを苦しめる原因だろうって言うことも……
syp視点
医務室特有の薬品の微かな匂いにくすぐられ目を覚ます、
ぁ…ワイ、寝てしまったんや、
話し声が聞こえる、誰や?分からん、?ハッキリ聞こえん、
syp「…だ……れ、?」
自分でもビックリするぐらいの小さな声しか出なかった。聞こえたんだろうか、?
sn「ショッピ君。起きた?」
syp「…はい、」
あれ?近くにいるのに聞き取りずらい、なんで?
sn「痛いところは?」
syp「ッ…なん、ていいましたか、?ききとれなくてッ、」
sn「ッ!?ちょっとまってて!」
しんぺいさんはストップのジェスチャーをして何処かに行ってしまった、まっててと言ったんだろう、
ci「ショッピ!?」
syp「チーノッ…ごめん、ッあたまがまわらんくてッ、じぶんかってにッ…それにッー!」
ギュ
ci「もぅ、ええ。もうええよ。」
syp「ぢーのッ゙、」グスッ
sn「…」
よく分からないけど…安心した…きっと許してくれたんだよね、?もう…大丈夫だよね、?
sn「チーノ君、ショッピ君、大事な話があるんだ。」