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オタク達の集う街、秋葉原
この街では、オタク以外にも、ある一定の種族が集まる場所としても有名であった
それは
異形
今日も今日とて、ある異形が待ち合わせをしている間に
「ふぅ、モンスター討伐完了、ってところかな」
街の平和を守っていた
「…天、何してんの?」
「あっ、萌夢!人助け?してた」
「また…」
「い、いけいさんのお兄ちゃん!ありがとう!」
空の後ろで高い声が聞こえた
「良いんだよー、次からお母さんと逸れない様にしようね、お兄ちゃんとの約束」
「うん!」
そう言い、少女と天は指切りをした
「花ちゃん!」
「お母さん!」
花ちゃんと少女を呼ぶ女性は、おそらく少女の母親であろう
母親らしき女性は、何度も頭を下げお礼を言いながら少女と帰って行った
「…天、人助けも良いけど、あんまり目立たない方がいいんじゃないの?」
「別にいいの、こんな見た目だしどうせ勝手に目立つよ」
「そんなこと言う萌夢だって、そんな派手な服着てたら目立っちゃうよ?」
「良いの…地雷系は立派なコーデなんだから…」
怒りながらも萌夢は少し嬉しそうな顔で自分の服を見つめる
「へー、まあ僕はその服好きだから良いけどね」
「そっ、で?麦ちゃんは?」
「ムーちゃんはちょっと遅れてくるって、寝坊で」
「また……」
「まあ寝る子は育つって言うし、良いんじゃない?」
「それずっと言ってるじゃん、いつまでもそんなこと言ってたらダメ」
「えー」
「とにかくLINEでどこいるか聞くから、そっち行こ」
「良いよ〜」
〜そして合流〜
「ムーちゃ〜ん」
「!天く〜ん!!!」
「麦だ」
天がどこからかまたたびを取り出し、上に掲げる
「またたび〜!!✨」
「あはははー好きだねこれー」
「…遊ばれてる…」
麦は猫の異形だからまたたびに弱い
私はいつもの光景に毎度ながら呆れていた
「あっ、萌夢ちゃん、今日どこ行くの?」
「あっれ〜LINEで送ったと思ったんだけどな〜ちゃんと見たのかな〜??」
「ヒョエッ」
私は今できる限るのありったけの笑顔で答えてあげた
そしたら案の定怖がられた
「今日はアニメのグッズ買いに行くんだよね〜」
「そう!今日は滅多に出ない田中くんのグッズが出る日なのっ!!絶対必ず一番最初に買いに行くのよ」
興奮気味で言ったかと思えば、急に真顔で圧力をかけてくる姿に二人は唖然とした
「…他には誰のグッズが出るんだっけ?」
「基本主人公達全員出るってよ」
「え〜ヴィランの人達でないの〜?」
「出ないの〜」
「麦ちゃんは新巻買えいいんじゃないの?買ってないって言ってたし…」
「にゃっ!確かに!萌夢ちゃん天才!」
「ついでに私達の分も買っておいて〜」
「にゃんで!?」
「私も買ってないから」
「僕も〜」
「えぇっ!?あっ!じゃあお金!お金出してくれれば買ってくる!!」
「それくらいは…まあ出すか」
「良かったぁ…」
「僕は麦ちゃんの自腹で払ってもらおうかな〜」
「にゃっ!?」
「嘘だよ〜」
「驚かさないで〜!!」
「あっ、あと途中でカフェ寄っても良い?気になってる新作あるんだけど…」
「あっ、なら僕も飲みたい」
「私も〜!!」
「わかった、じゃあ先そっち寄ろ」
「はーい」
「はーい!」
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