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極短物語「噂」
8月31日
「はぁ…あいつ、俺をここに呼んでおいて遅刻とは…後でお仕置きだな。」
「おーーーい!!待ってたんだな!」
「何遅刻してんだよ。30分待ったぞ。」
「いやぁすまんすまん。今日はあそこに行くから少し怖くて寝れなくてな!」
「はぁ…とりあえず行くか。心霊スポット。」
「いやぁ何で自由研究で心霊スポットに関して調べるってなったんだろうな!バカバカしいわ!」
「お前が決めたんだろが。そんな事言っているうちに着いたぞ。」
「うわぁ…本格的だなぁ…」
「アホか。本物やぞ。」
「とりあえず…よし。カメラバッチリ!いざ出陣!」
「お前ホントに怖くないんだな。もう夜の23時だぞ。」
「まぁ怖くは無いな。明日が学校ってことがもっと怖いわ!笑」
「ところでのここにはどんな噂があるんだ?」
「あ〜……ここにはな、昔旅館だったらしくて繁栄してたけど家事になってそのまま放置されてたんだって。その中にいた客も全員死亡。確実に心霊スポットだよ。」
「へぇ…何年前の話なんだ?それは。」
「確か……5年前かな!!」
「……充。ひとつ聞いていいか。」
「なんだ!霊が居たのか!?」
「ここの旅館の事件は誰かによる放火。そしてまだ“中にいた客は全員死んだかどうかはまだ発表されてない”はずだが何故お前は知ってる?」
「……やっぱり感の鋭い人は最初に殺すべきだな。」
9月1日
「なぁなぁあの噂知ってる?」
「え、なになに教えて?」
「あの山奥にある旅館取り壊しになったてよ…」
「旅館って…あの心霊スポット?」
「そこでな今朝……」
1人の学生が死んでいたらしいぞ。
〜完〜
この物語はフィクションです。