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こうして今、私と蒼が何をしているかと言うと、


「り、莉奈…こ、怖いよ!!」

「大丈夫だよ、蒼。まだお化け出てきてないし」


ふたり並んで、ホラー映画を鑑賞している最中だ。


数十分前に遡る…


「莉奈!映画鑑賞しよ!」

そうワクワクした目で私を見つめる蒼の手元には「呪いの王子様」と赤色の太文字で書かれたどう見てもホラーだといわんばかりのオーラを放つDVDがある。

きっとこれを見たいのだろう。

「もちろん、いいよ」

私は蒼が見たいならホラーでもお構い無し!どちらかといえばホラー得意なほうだし!

蒼がどんな反応をするのか内心ワクワクしながら、私は蒼とポップコーンの準備をしだす。

映画といえばポップコーンが付き物でしょ!私と蒼の意見はぴったしでハイタッチを繰り出してせっせとポップコーンを生み出していく。

「莉奈!キャラメルかけちゃっていい!?」

「もちろん!ドバァッといっちゃえ〜!」

「OK〜!」

「「どばぁ!」」


ふたりで楽しくポップコーンを準備したあとは、ジュースの準備もする。蒼が昨日作ったらしいレモンジュースは炭酸と相性抜群!

1度飲んでみただけで私の世界一お気に入りになってしまった笑

口の中で繰り出されるレモンと炭酸の混ざり合いが最高!

こんなに美味しいジュースが作れる蒼はすごいなぁ。

私は、出来上がったポップコーンとジュースを手にソファへと向かう。蒼はお手洗い中だ。

「よく考えてみたら、ここ蒼の家なんだよね…」

普通にゆっくり過ごしてた自分が恥ずかしい。蒼の家だってわかった時からカチコチになって緊張してきちゃった。

私は、蒼に不自然だと思われないか気にしながら、一旦深呼吸をする。少しでも落ち着けたら蒼にバレないかもだし…

1人の空間で何度も深呼吸をすること数十秒、蒼がお手洗いから帰ってきた。

一瞬、びっくりしてすごい反応してしまったけれど、蒼は「莉奈、何それ笑笑」と笑ってくれた。

蒼が笑顔ならそれでいっか!私も笑顔になりながら蒼と映画鑑賞をスタートする。

この後で、この笑顔が赤で染まるのを、まだ私たちは知らないのだった。

好きを知らない君へ《シーズン1》

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