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#Snow Man
さくらさく🌸
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NIKITA
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junp_
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クリオネ?
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阿部side
mg「…じゃあ、また今度」
それだけを言い残して、目黒くんは俺に背を向けた。
なんで、なんで、なんで……キス、なんてしたの。
自分の口元に触れる。まだ、ここに目黒くんの温もりが残ってて、初めてのキスで、いや、初めてのキスだからこそ、柔らかなあの感触を忘れられずにいた。
ab「なん、で…、?」
疑問だけが残る。何故目黒くんは俺にキスをしたのか。
俺が泣いてたから?俺が泣いてたから、慰めでキスをした?いやそんなのあり得るか?だったらなんで…
俺のことが好き……?
いやいや、30歳の高校教師だよ?17歳の目黒くんと比べれば、一回り以上離れている。目黒くんから見たらおじさんに過ぎない。
ただ一つ分かるのは、俺は、生徒とキスをしてしまったということ。
同性と言えど、生徒と恋愛的な関係を持つことは罪だ。それなのに、俺は生徒に深入りして、生徒に心を許してしまった。俺が一番分かっていたはずなのに、教師と生徒が恋愛してはいけないって分かってたはずなのに、目黒くんとキスしてしまった。
分かってるのに、目黒くんとのキスは嫌ではなかった。驚きもあったし、疑問も残っているが、嫌な気はしなかった。
俺の人生のファーストキスは、同性の生徒になってしまった。
目黒side
どうして、俺はキスをしてしまったのだろう。ゆっくり、少しずつアピールするつもりなのに、身体が勝手に動いていた。
先生の涙なんて、初めて見た。いつも、何処が遠い場所を見るような儚い表情をしているのは分かる。
でも、涙を流すのは、今までで一度もなくて、より儚くて、孤独で、寂しさを感じた。
そんな姿を見せられたら、守りたい、助けたいという気持ちが先走って、好かれてる訳でもないのに、元気付けようとして、キスをしてしまった。
あーあ。これからどうしよう。こんなことになってしまったら、次会った時には告白しなきゃだよな。振られる確定じゃん。
プルルル
この時間に誰だろ?先生かな。いや、さっきの状況で今電話するか?
恐る恐る名前を確認すると…
mg「ラウール?」
ru「おっ!デート中?」
mg「もう解散したよ」
ru「丁度良かった。で?どうだった?」
mg「終わったよ。色んな意味で」
ru「何があったの?」
mg「……キスした」
ru「はぁ!?ちょっ、どういう展開!?」
mg「頭より先に身体が動いてたんだよ」
ru「やばすぎ」
mg「絶対俺振られんじゃん」
ru「まだ確定してないよ?今回のことでキュンってされたかもよ」
mg「いや、絶対ない!」
ru「そんな後ろ向きに考えない!」
mg「でも期待し過ぎるのも怖い…」
ru「まぁ、そっか…」
期待するのは怖い。好きだからといって、その恋が確実に実る訳ではない。寧ろ、何万分の、何億分の1の確率で両思いになって、二人の道を歩んでいくことの方がよっぽど奇跡だ。
でも、ラウールのお陰で少し気持ちが軽くなった。諦めるのはまだ早い。振られたからってそこで俺の恋を終わらせなければならない訳ではない。振られたら、それからまた猛アピールをしていけばいい。
mg「でもありがとう。ラウールの言ってることも本当だし。少し気が楽になった」
ru「それなら良かった。また相談乗るよ」
mg「ありがとう」
通話を終えて、俺は決心した。
今度、先生に告白する。
阿部side
iw「……い、…んせい、、阿部!」
ab「はいっ!?」
iw「はぁ……阿部先生、なんかありました?ぼーっとするなんて珍しいですね」
ab「あぁ……ごめんなさい。ちょっと、色々あって…」
iw「ちゃんと休んでくださいよー」
ab「はい…」
目黒くんと図書館に行った週末明け。いつものように学校は始まるのに、俺の頭は追いついていない。
言えるわけない。生徒と、ましてや同性とキスしましたなんて、照に言える?言えるはずない。
fk「阿部くん?だいじょぶそ?」
ab「深澤先生…」
そうだ。俺には深澤先生がいる。もし、目黒くんから好意を抱かれているのなら、俺は、目黒くんを振らなければならない。
正直、苦しい。ずっと、目黒くんのことを支えたいと思って、目黒くんから求められたことは全てやってきた。
自殺未遂まで追い込まれた目黒くんの心はデリケートだ。だからこそ、俺に心を開いてくれたのに、俺が目黒くんのことを傷つけてしまうのは、かなり憚れる。
それでも、俺は教師で、目黒くんは生徒。俺には、深澤先生もいる。
fk「何か悩み事?相談乗るよ?」
ab「先生……後で、話したいことが」
fk「良いけど……(?)」
昼休みに入り、深澤先生と、誰も使わない旧校舎の屋上に行く。
fk「それで、なんかあった?」
ab「…先生は、約束、覚えてますか?」
fk「約束?」
そうです。『大人になったら付き合おう』っていう約束です。もしかしたら、覚えてないかもしれない。だから、わざと内容は伏せて聞いてみた。
fk「もしかして、付き合おうって約束?」
ab「えっ、覚えてくれていたんですか?」
fk「…忘れるほうが難しいよ」
まさか、覚えてくれていたなんて。驚きと喜びが入り交じり、俺の中で熱を帯びる。
fk「それで……」
ab「あぁ、その、えっと、…俺が、付き合おうって言ったとき、どう思いました?」
fk「どうって……」
聞きたかったのは、約束を覚えているかというより、その先だった。約束を覚えてくれていたら、その時の気持ちを聞いてみたかった。それが、今の俺の中にある問題の解決策だと思った。
でも、やっぱり、戸惑いとか、驚きとか、迷惑がかかったとかの気持ちが多かったのかな。
fk「私は、嬉しかったよ」
ab「えっ…」
fk「私が、阿部くんのことを恋愛対象として見てたかは分からない。でも、私の中で、阿部くんが生徒以上の存在になってることは確かだった。だから嬉しかった」
嬉しい。その気持ちが大きい。そう言ってくれて、俺も嬉しくなった。
それと同時に、同じだとも気付いた。俺が目黒くんにキスされたとき、嫌という気持ちはしなかった。嬉しい、とまではいかないかもしれない。それでも、心は揺さぶられた。
もしかしたら、俺の中でも、目黒くんの存在は大きくなっているのかもしれない。
だが、この気持ちは恐らく擁護と同情だ。守りたい、助けたいという教師としての抱擁と、昔の俺と似たような境遇だったから気持ちがわかるという同情。
こんな生半可な気持ちで、目黒くんと一線を越えて良いわけない。
fk「あっ、もうそろそろ休み時間終わるね。行こっか」
ab「はい」
しっかりと、けじめをつけなければならない。もしかしたら、関係が悪化してしまうかもしれない。
でも、教師と生徒、この関係が壊れることはない。
________目黒くんと、向き合う必要がある。
コメント
3件
どうなるのか…ドキドキ💦楽しみです✨
2人とも悩んでるねー。💚は💜との約束もあるし。難しい!でも、皆んな幸せになってほしい!

えー🤨fk先生今はどう思ってるのかな… 💚は🖤振るの… やだ〜😫 カップルになって歳の差はあるけど。