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注意⚠️
マッシュル漫画のネタバレ含みます。
アニメ未登場キャラあり
TikTokerにいるにぃに様と言う方の物陰を参考にしているので良ければ是非見てみてください！
『マッシュ君』
『マッシュ』
『マッシュバーンデット』
僕を呼ぶ声が聞こえる。何処からか。でもその声を出して僕を呼んでくれている人が、分からない。思い出せない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕はマッシュ・バーンデット、お父様の子供。六人兄弟の末っ子です
最近、何だか頭の中がボヤけて、夜に変な夢をみる。
知らない誰かが暗闇の先、光の中から呼んでいる。その方へ手を伸ばそうとすると、闇の中に引っ張られてしまう。その呼んでる人が誰か思い出せないんだけど、僕は難しいことを考えるのは苦手だからあんまり深く考えないようにしている。それはそうとて今日もシュークリームは美味しい。最高ですな
そういえば、この前戦った金髪の…そうだ、フィン君。…あれ、僕なんで君付けしてるんだろう。まぁいいや、その金髪の人にシュークリームの人形をもらった
『帰ってきて、マッシュ君』
確かそんなことを言ってたような
何処か懐かしくて捨てられてないんだけど。でも、貰ったままじゃ悪いし返しにいかないと
｢あ、マッシュじゃーん。なにしてんのー｣
｢お。奇遇ですな。｣
今話しかけて来た人は僕のお兄さん、えっと…デリ…剣を使う人。
｢かくかくしかじか｣
｢…へー。｣
あれ、フィン君の名前は思い出せたのに。
｢やっぱり何か、変だ｣
そう言った瞬間、何故か視線を感じた。凶器と殺意と、
｢どうかしたの？｣
｢別にー｣
気のせいか。良かった。そうだ、こんなところにいる場合じゃない
｢それじゃ、先を急ぎますんで｣
｢何処に？｣
あれ、何処にいくんだっけ…。そうだ、金髪の人にお礼をしにいくんだ。少し考えてから僕は答える。
｢シュークリームを買いに｣
お兄ちゃんは変な顔をして言った。笑ってるような、見下してるような、悩んでるような
｢あー、｣
｢そ。｣
｢何で僕、嘘ついちゃったんだろ。
嘘は泥棒の始まりって… ｣
あれ、誰が言ってたんだっけ
あ、そうこうしているうちに着いた
｢ここか。どうやって入れば｣
どうしようか悩んでたら、僕にシュークリームをくれた人に似た、怖い感じの人が来た
｢おい、お前。…マッシュバーンデットなのか。｣
｢え、はい。そうですけど。何で僕の名前知ってるんですか｣
そう言った僕の問いにも答えずにその人は僕のことを思いっきりとんでもない形相で睨み付けてきた
｢…何故今更戻ってきた｣
｢いや、戻ってきたって言うか。訪問しに来たって言いますか。とりあえず、ある人にお礼を言いたいので開けてくれませんか、レイン先輩｣
…あれ、僕今なんて
自分で信じられないことを言って驚いていた僕よりも、目付きの怖い人の方が驚いた顔で言った
｢お前、今なんて言った。今更戻ろうとしに来たのか？それとも完全にあちら側に墜ちたのか。…いや、そんなことはどうでもいい｣
何を言ってるんだろう。でも、何となく悲しかった、この人に睨み付けられるのが。冷たい目で見られるのが
｢何を言ってるのか分かんないんですけど、僕の問いにも答えてくれますか｣
｢…そうだな、答えてやろう。｣
僕は息を飲む
｢すまんが無理だ。…お前のその痣的に、”噂”は本当だったみたいだしな。フィンの言ったいることも｣
噂？僕の噂を流してる人がいるのかな。いや、何でそんなことしてるんだ。と言うかこの人、今フィンって…
いや…そんなことより、通してくれないなら人形は返せない。仕方ない、直接言ってみよう
そう思った僕は、あってるかも分からないその人の名前と共に用件を伝えた
｢フィンって人に、この人形をもらって。返したいので来たんです｣
そう言おうとした瞬間、その人が怖い顔をもっと怖くして凄い力で押さえつけてきた
｢何なんですか｣
｢お前、何故その人形を｣
｢貰ったんです。 僕が持っていても仕方ないので返しに来たんですけど｣
さっきから話が通じない、この人天然なのかな
｢そうか。…入れ、俺が見張っておくが｣
｢えっ｣
ーーーーーーー続くーーーーーーーーー
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