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・登場人物は全てオリジナルのキャラクターです(一次創作)
・BL要素を含みますが、やらしい描写は無いです(多分)
・設定などがぶっ飛んでいることがあると思いますが、お見逃しください()
それでもいいという人は、どうぞ↓↓↓
「はースッキリした!」「それは良かったな」「まー色々考えてみたけどさ、やっぱ今夜はここに泊まる」「大丈夫か…?もし夜中にロボットに入られたりしたら…」「大丈夫だって!外で寝ようがここで寝ようが見つかるかもしれないっつーリスクは同じだから!」「だが今は人は外にいない、警備ロボットに見つからないようにどこかへ行けば…」「もー!なんだよー!お前俺と寝たくないのかー?」「そうじゃない!そうじゃなくてだな…、俺はお前に捕まって欲しくないから…」「だけどさぁ!俺はお前と一緒にいたいの!」「そんな、俺だって…」「じゃあいいじゃん!もう、早く寝るぞ!」「え、まだ寝る時間じゃ…」「横になるだけでいいから!ほら!」
ダクラの手を引いてベッドにダイブインした。ぼふっ!と音が部屋に響く。「グエッ」「あはは!カエルが潰れた声みたいなの出してやんのー!あー、かわいー」よしよしと頭を撫でる。上目遣いで俺を見てるのがクる。ダメダメ、落ち着けよー、俺。「お前はよく俺の頭を撫でるな」「可愛いんだもん」「可愛い…?」「可愛いのは可愛いの!」嫌がるのが面白くてわしゃわしゃ頭を撫でる。なんかラブラブカップルみたいなことしてんなぁと思った。ま、少しくらいイチャイチャさせてくれよ神様!俺の世界のダクラは絶対こんな事させてくんねーからさぁ!
「そろそろ就寝時間だ」「そっかぁ、今何時なんだろー」「分からん」「だろうねぇ」「…なんだか、お前と一緒に寝るのは…、楽しい?気がする」「おっ、楽しいっつー感情芽生えてきた感じー??」「あぁ…、なんとなくだがわかった気がする」「よかった〜!楽しいことどんどん増やしてけよ〜」「あぁ。明日も色んなことを教えてくれよ」「もち!じゃ、おやすみ」「おやすみ…?」「寝る時に言うんだよ」「そうか…おやす…」み、と言う前に寝落ちした。いや、寝るの早!そう訓練されてるのかもしんねーけど、早!
スースーと寝息を立てるこいつの顔を眺めながら、俺は今日を振り返ってみた。冷静に考えてみても、何がどうなってここに飛ばされたのか分からない。もしかしたら、明日起きたら全て夢でした〜なんてこともあるかもしれないし。だけど…、やっぱり俺はダクラを救いたい。こんな世界に、こいつを置いていけない。
「…無防備な寝顔だなぁ」スマホをとりだして、パシャと寝顔を撮っておいた。ついでに、部屋から見える都市も撮った。でもせっかくだから、俺とダクラ(熟睡中)のツーショも撮っておいた。えへへ、待ち受けにしよ〜☆
さぁてと、俺もそろそろ寝よっかな〜。一応毛布の中で寝よ。で、ダクラに抱きつこ。えへへ、元の世界では絶対出来ないから今のうちにやっちゃお〜☆
少しの間好き勝手やってたけど、途中で眠くなってきて寝落ちした。
「…ひ」誰かが俺の名前を呼んでる。「…ひ!」うるさいなぁ、せっかく寝てるのに起こすなよぉ!「…おおひ!」「あーもう!うるせーな!」ガバッと起き上がる。そんで誰かの頭とごっつんこした。「「いってぇ!」」俺がおずおず顔を上げると、血相を変えて俺を見るダクラと目が合った。「お前な!急に消えてみたり急に現れてみたり…いい加減にしろよ!」「…はぁ?」ちょっと何言ってるか分からない。「お前何言ってんの?…あれ?つーかここどこ?」周りを見ると、見たことの無い場所の真ん中で寝てた。深夜の街の道の端にいた。「寝ぼけてんじゃねぇよ!俺はずっとお前のこと探し回ってたんだぞ!やっと見つけたと思ったらこんなとこに寝やがって!」「ふぇ?」「全部説明してもらうからな!いいから早く起き上がれ!帰るぞ!」「ふぇぇ」
なんかよく分からないけど、現実世界に帰ってきたらしい。