テラーノベル
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校門の外。「で、結局こうなるんだ」
光が肩をすくめる。
「尾行なんて、殿らしいよね」
馨も苦笑した。
環は真剣そのものだった。
「尾行ではない! 〇〇の安全確認だ!」
「言い方変えただけじゃん」
「もし本当に困ってるなら、放っておけないだろ!」
光と馨は顔を見合わせる。
そして同時にため息をついた。
「はいはい、付き合うよ」
「僕たちも気になってたし」
三人は少し距離を空けて、〇〇の後を追った。
〇〇は駅とは逆方向へ向かっている。
「一人暮らしって言ってたよね?」
「うん。でも……」
馨が目を細める。
「帰る場所が“安心できる場所”とは限らない」
環の表情がさらに険しくなった。
やがて、〇〇は古いアパートの前で立ち止まる。
二階の一室。
深呼吸をして、震える手で鍵を開けた。
その瞬間。
ドアが内側から勢いよく開いた。
「遅い!!」
鋭い女性の怒鳴り声が、外まで響いた。
三人の足が止まる。
「……っ」
〇〇が肩を震わせるのが見えた。
「今何時だと思ってるの!?」
「ごめんなさい……」
「またその格好! 男みたいで気持ち悪い!」
環の瞳が見開かれる。
光から笑みが消えた。
馨も無言でアパートを見つめる。
「……これ、まずくない?」
光が低い声で呟く。
次の瞬間。
バシッ!!
乾いた音が聞こえた。
〇〇の体がぐらりと揺れる。
環が一歩踏み出した。
「……っ!」
しかし馨が腕を掴む。
「待って、殿」
「待てるか!!」
環の声は怒りで震えていた。
薄いカーテン越しに見えたのは、頬を押さえて俯く〇〇の姿だった。
そして母親の叫び声。
「そんな顔するなら、もう学校なんて行かなくていい!」
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花灯里
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#ハイキュー夢小説
MiA
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コメント
1件
うわああ第4話…! 予想外の展開すぎて胸がギュッてなったよ😭💔 「逆ハーレム」ってタイトルからは想像できない重い空気…環くんの「待てるか!!」って叫びにこっちまで感情持ってかれた…。馨くんが冷静に環を止めるのも切ないし、あの乾いた音と震える肩の描写がリアルすぎて読んでて辛かったけど、この先どうなるか気になって仕方ない…! 続きも絶対読むね📖✨ かりんさん、引き込まれる話をありがとう…!