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ティア18歳 「最近幻聴がひどいみたいだね、行動でも紛らわしきれていないようだ、ティアがあんな表情をするのは初めて見たよ」ティアの両親はティアのことで話し合っていました。。ティアの父親はティアを心配していました。「そうね、良く笑う子だったのに」ティアの母親も気づいていました。「ティアはもうすぐ大人だ、でも今までは家で好きなようにさせていた、やっぱり幻聴そのものを治療してもらわないといけなかったのかな?」ティアの父親は今になって幻聴に苦しむティアが本当に心配でした。「ティアが行動で幻聴を紛らわして、なんの問題もないかのように好きなように過ごさせてきたの間違っていたのかも知れないわね」ティアの母親も同じようにティアを心配していました。
ティアの両親は児童精神科で精神疾患は親のせいではないと教わったもののティアと向き合えていなかったのではないかと思うようになっていました。
一方ティアは行動で幻聴を紛らわすことにいつの間にか慣れてしまい命を代償にする契約などもっと先の問題だと思っていたのですが、子供時代に心の力は使い果たしてしまったのでしょうか?ティアは初めて本当に悩み考えていました。