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撮影から数日後。
控室で、グループの9人は撮影したお化け屋敷動画をみんなで見返すことになった。
画面に映る、怖がる💛の姿。
そして、常に隣で手を握ったり肩に腕を回したりしている🖤。
画面が進むたびに、メンバーたちの視線が二人に集中する。
「……ちょっと、照兄、めっちゃめぃめぃに頼ってるやん!」
「おいおい、目黒も嬉しそうに手握ってるやん!」
💛は赤面し、顔を隠す。
「や、やめろよ……!そんな大げさに言うな!」
🖤は少し照れながらも、敬語で答える。
「これは仕事だから…」
しかしメンバーはお構いなし。
「完全に両思いやん!付き合ってるんちゃう?」
「ねぇねぇ、手つなぎ直してたやん!ずるいやろ!」
💛は目を逸らしながらも、ちょっと笑う。
「……うるせーな、目黒がそばにいるからだろ!」
🖤も真っ赤になりつつ、手を軽く握り返す。
「……その通りです、岩本君」
メンバーはさらに騒ぐけど、二人だけの世界は崩れない。
隣同士で肩を寄せ合い、手を握り、恥ずかしそうに微笑む。
周りが何を言おうと、今日も、二人の距離は確かに近いままだった。
「……もう、なんで俺らばっかり恥ずかしい目に……」
「……だけど岩本君、少し微笑んでない?笑」
その瞬間、二人の間に甘く静かな空気が流れ、他のメンバーの声は遠くに消えた。
周りの茶化しも、二人にとってはただのスパイス――
互いの気持ちは、もう隠す必要がないのだと確信できる夜だった。