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❤️「翔太、今日はここにいない方がいい」
朝のチェックが終わったところで、そう宮舘に言われた。
💙「どうして?」
❤️「…今日中に活性期がくる。翔太には、その姿を見せたくない」
宮舘は、触手が蠢き、理性を失った自分の姿を、渡辺にだけは見られたくなかった。
渡辺を傷つけることを、恐れていた。
💙「大丈夫。涼太のそばから一歩も離れないから」
渡辺は、宮舘をこの苦しみから解放するために必死になっている。
寄生され命を落とした人々の情報を集めたり、触手の存在を消す方法を、毎日必死に考えている。
❤️「だめだ…そうしたら翔太が…!」
💙「お前を助けられるのは俺しかいないんだよ!」
💙「頼むから…そばにいさせて…」
もう宮舘は何も言わなかった。
気づけば、研究室には渡辺以外いなくなっていた。
もう夜遅くになっていたのだ。
💙(涼太の様子を見てから帰ろう
そう思った渡辺は、エレベーターに乗った。
いつもなら静かな地下に、不思議な声が響いていた。
「あぁっ…!っあ、…!」
💙「…涼太?」
眠っているはずの宮舘が、隔離室の中で苦しんでいる。
その背中からは、何本もの太い触手が蠢いていた。
💙「涼太!」
宮舘の体はピクピクと震え、何かを求めるように口はカクカクと動いていた。
白い肌は熱を持って赤く染まり、汗が流れる。
宮舘の予想通り、『活性期』が来たのだ。
❤️「あ”ぁ”っ…!う”ぁ”あ”!」
激痛と高熱に喘ぎ、触手が溢れる。
💙「涼太!涼太‼︎」
思わず渡辺が駆け寄り、ガラスを叩く。
すると、その音に反応した宮舘がこちらを見る。
飢餓感が最高潮に達した目は、しっかりと渡辺を捉えていた。
💙「っ…」
思わず恐怖を感じ、後ずさる渡辺。
すると、そこへ…
💛「渡辺!」
岩本が現れた。
💙「所長…」
💛「俺が対処する。お前はまず落ち着け」
岩本は防護服を身につけず、無防備な格好のまま隔離室内に足を踏み入れた。
❤️「あ”ぁ”〜っ!」
目の前に現れた生命体に、宮舘の体はすぐさま反応する。
岩本めがけて、触手が飛び掛かっていく。
💙「危ない!」
しかし、岩本は平気だ。
なぜなら、宮舘の首筋に、特殊な薬を注射したからだ。
❤️「ぅ…」
注射された宮舘は、ガクリと崩れ落ちる。
💙「涼太!」
意識を失い床に倒れ込む。
ゆっくりと触手は宮舘の体に戻っていく。
それを見た岩本は、宮舘を抱き上げ、ベッドに寝かせた。
💙「所長!涼太は…」
💛「大丈夫だ。触手の動きを止める薬を打った」
💛「ただ、これからも定期的に活性期は訪れる。危険な状態だから注意しろ」
💙「はい…ありがとうございます…」
安心した渡辺も力が抜け、床にへたり込んでしまった。
💛「お前もか笑」
💙「すみません…」
💛「研究室に戻ろう。連れていく」
岩本に肩を借りながら、渡辺は自分のデスクに座った。
💛「…渡辺は、R.M-325とどういう関係なんだ?」
💙「あ…」
💛「話したくないなら構わない」
💙「大丈夫です」
💙「…涼太は、俺の幼馴染なんです。幼稚園の時からずっと一緒で。でもあいつは突然、謎生物を扱う組織に連れ去られて。そこで寄生されたんです」
💙「俺は涼太を助けたいんです。あいつを苦しみから解放してやりたい。人間に戻してやりたい」
ガラス越しに見た、幼馴染の苦しむ姿。
💛「そうか…」
💛「でも、気をつけるんだぞ。もし何かあったら…」
そこで岩本は話すのをやめた。
💙「…どうしたんですか?」
💛「いや…」
💛「お前をあんな目には合わせたくない…」
💙「…どういうことですか?」
💛「…俺の恋人は、研究していた謎生物によって殺された」
コメント
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ひーくんの恋人…誰だろ… 続きが楽しみすぎる!✨
ひぃ💛の恋人…?
#雪男BL
雫
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