「…ッこのままじゃ、負けちゃうよ!」
1人の少女がインカム越しにそう叫ぶ
「分かってるッ…!だから今、必死にッ…」
「あぐッ…!?ッ…」
インカムで連絡をとっていた少女が返答中に攻撃を受けてしまった。
「アオスズ!大丈夫、!?」
「大丈夫、大丈夫ッ…!テンさんこそ周りを見てッ!!」
その言葉を聞いた時、我慢の限界が来たのか
「〜〜ッ…あ〜もうッッ!私も前線行くよ!」
と、一言。
「把握だけど体力は!?」
「温存してたから余裕ッ!」
そう前線に現れた少女と元いた少女は軽く会話を交わす。
「「じゃあ、背中は任せたよ」」
「「相棒。」」
「あーぁ…これ、終わりかな」
「そーだね、私達は終わりだと思う」
「まだテンさんと一緒に居たかったな…」
「なら、来世も絶対に逢おうよ!」
「…!いいね!それ」
『また来世で
逢おうな』
その戦争は無事、勝利をした。
が、ある2人の幹部の少女は軍に帰ってくることは無かった。
また逢う日までーProlog