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まぜたside
け『まぜち!!』
エゴサ中、ぱたぱたとけちゃが俺の元へ走ってきた
け『ねぇ、これ!!!』
ま『?』
いきなり何を言い出すのかと思うとスマホの画面を俺に見せる
これって…
ま『これ、この間投稿されたやつじゃねぇか』
け『うん!』
ま『これがなに?』
け『僕も顎クイとか壁ドンとかしてみたい!!』
けちゃが見せてきたのはあんぷで投稿されたshortだった
話を聞くと俺がけちゃに顎クイをしたイラスト見て、それが羨ましかったらしく目をキラキラとさせ自分もしたいと言い出した
確かに現実でも、俺がすることはあってもけちゃにはさせたことがなかったなんて思いながらけちゃを見上げる
ま『んー、却下』
け『え゛っ!?』
ま『俺はいいけどお前はダメ』
け『いいじゃん、まぜちー!!』
ま『お前はしなくていーの』
け『むぅ…』
俺の言葉に思いっきりほっぺを膨らませ、拗ね始める
ま『そんな拗ねても』
け『…ムスッ、僕だってできるもん』
ま『ん、それは知ってる』
け『じゃあ、なんで!!』
ま『はぁ、あのなぁ…』
グイッ
け『わっ!?』
トンッ(ソファーに壁ドン)
け『っ…!?まぜち…?』
ま『…これは俺の特権だからお前はしなくていいの、分かった?』
け『ぅ、あぅっ…ひゃい…///』
ま『ん、いい子♡』
いきなりの壁ドンに驚いたのか顔を真っ赤に染めてけちゃが俺の顔を見つめる
俺より背が小さいから上目遣いになってすごくかわいい
け『あの…まぜち…』
ま『ん?』
け『…これ、恥ずかしいからやだ…』
そう言って、今度は俺の服をギュッと握り目線をそらす
ちょっと待って
こいつ、こんなんで俺にしようとしてたのか?
ま『はぁぁぁぁ…』
け『えと、まぜち…?』
ドサッ
け『ひゃっ!?な、なに!』
ま『…ごめん、これはお前が悪いわ』
そう言ってけちゃを押し倒し、深いキスをする
これは俺は悪くない、なんて思いながら理性が溶けていってしまった