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ちぐさ視点
「今日からここに通うのか」
そう言っているあっとが見えた。だから、話しかけてみた。そしたら、あっとは、俺が、人魚の一族だってことを忘れていた。俺と遊んでいたことは、覚えていたけど、人魚の一族だってことは、忘れていた。なぜだろう?と話していると、昔に遭ったことを思い出した。でも、あの出来事は、思い出したくもないし、あっとに話したら、思い出して、八百八比丘尼の当主に質問しそうで怖い。
「あっとくん、クラスどこ?」
と言い、考えていることを忘れるように、聞いた。そして、何気ない会話をして、教室に向かった。
あっと視点
教室に着いたので、席が書かれている表を見る。そしたら、ちぐさが言った。
「席、隣じゃん」
「そうだね」
「じゃ、行こっか」
「ああ」
これは思いもしなかった。当主がやったのか・・・と思うと、ある答えが頭の中によぎった。それは・・・
「多分、俺達が・・・」
ちぐさが言った。俺も、思ったことだから、多分、ただ単に、出席番号でなったのか、一族は知らされており、寿命を延ばせることも知っているだろう。ちぐさも同じことを思ったのだろう。
その後入学式が終わり、あっととちぐさは、それぞれ別々に帰った。
少し説明をします!
最初にちぐさかあっとの視点が入って、その次に違う方の視点が入るような感じです(場合によっては、一人だけしか、視点が入らないかもしれません)
以上です!