コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
②でやらせて頂きます( . .)”
1話でもう2,500文字になってしまいました、ごめんなさいm(_ _)m
『芥川くんの太中調査計画』
1話
やつがれの名は芥川
最近気になっていることが有る…
それは中也さんがよく任務終わりに電話越しに楽しそうに誰かと会話をしているのだ、
中也さんから電話など珍しかった、
電話越しに話すのは遠いところからの任務報告や任務を受ける時程しかしない
誰と話しているかもとても気になったが何故そんなに楽しそうに話しているのかもとても疑問だった
そこで僕は中也さん本人に聞いてみることにした
だが中也さんは「内緒だ」と言って教えてくれない、
そこで僕は密かに調査することにした
まず中也さんをバーに誘い話そうと考えた
芥「お疲れ様です中也さん」
中「おう芥川かおつかれ!」
芥「あの今夜空いているでしょうか?」
中「今夜か?嗚呼1つ任務が入ってるが…空いてるぞ?」
芥「バーに一緒に行きませんか?」
中「本当か!!それはいい誘いだな!」
芥「たまたま歩いてる時にいい店を見つけたので、中也さんもどうかと思い」
中「勿論一緒に行こうぜ!」
芥「ありがとうございます、引き続き頑張ってください」ペコ
中「おう!楽しみにしてるな!」
そう言い中也さんはワクワクしているかのように仕事に戻って行った
夜
カラン カラン
そのような鈴の音を立て店に入った
客は比較的少なかった
中也さんとの待ち合わせ時間より15分程前に来たので中也さんはまだ居なかった
15分程経った頃また鈴のような音を立て中也さんが入ってきた
中「もう来ていたんだな、待ったか、?」
芥「いえ待っておりません」
時間は12時頃
そこから世間話などをしながらお酒を飲んで行った
もちろん電話のことも聞いた最初ははぐらかしていたが段々と素直に言うようになって行った
毎日話しているのか、そんなに喋るのが楽しいのか、中也さんから電話をかけているのかなど色々聞いた後僕が聞きたかった事を聞いた
芥「中也さんの電話の相手は誰なのですか?」
ちゃんと帰ってくるか心配だったがちゃんと人の名前が出てきた
中「あぁ?太宰だよ!!」
芥「ッ太宰…さん?」
とても予想外だった
部下等と話しているのかと思っていた故とても驚いた
2人はとても仲が悪いはずだ
なのに何故、
そこから僕は何事も無かったかのように中也さんと会話を続けた
そこから何時間経っただろうか
僕はお酒がとても好きでは無い故しょうがなく中也さんに飲まされたもの以外は飲んで無かったから大丈夫だったが中也さんは酔いつぶれたからか寝てしまった
寝てしまった中也さんを樋口に預けた
送って行こうかと聞かれたが少し気晴らしに歩きたかったので歩いて帰ることにした
今日はいい情報が得られた
だが本当に太宰さんなのだろうか…
まぁ本人が言うのだから本当だろう、、、
次の日
中「あ、芥川!おはよう」
芥「おはようございます」ペコ
中「昨日はありがとな!」
芥「いえ」
中「また行こうな!!」
芥「!はい、!」
その日の夜中也さんが太宰さんと電話をしている決定的な証拠を見た
夜、少し何時もより遅くなったと感じながらいつもの道を通っている時だった
夜は昼ほど人が居ないので何も気にせず外を歩ける
ポートマフィアから僕の家は差程遠くないが道に色々な物がある
正直ここの道を通るのは好みでは無いが家に1番早く帰れる道なので仕方なく通った
そこで中也さんのようなオレンジ色の髪が見えたまさか…と思ったがその人物が公園に入っていくのが見えた
何となく気になり少し意識的に見てみた…
間違いなく中也さんだ
でも何故、?
そこで僕は影に隠れる様にして少し考えた
すると公園から声が聞こえた、
中「待ったか…?」
中也さんの声っ!
?「待って無いよ?忙しいのに来てくれてありがとね」ニコッ
中「良かった…!おう!」
今の声は…!!
太宰さん!?!?
少し姿を確認してみた
間違いない、太宰さんだ
中也さんの電話相手、
こんな時間に会って何をするのだろうか
太「久しぶりだねぇ会うのは」
中「あ、会いたかった…ぞ…////」
太「!…フフッ…可愛いんだから…!!」
中「//言うなよ!///」
太「ほ~んとちっちゃくて可愛いね」ナデナデ
中「んッ…///」
…思考が停止した
あの2人はどのような関係なのだろう…
恋人同士…?
でもあの2人はとても仲が悪いはず…
太「あ…そういえば今日やって欲しいことがあるんだって?」
中「…ぁの…その…ぎゅ、ぎゅーして…欲しい…///」ボソッ
太「フフっ本当に可愛いんだから…!」ニコニコ
ギュッ
やはり恋人同士か?でもそんなはず…ない…はず…
中「きょ、今日はもう…終わりッ!」
太「え~そんなぁ」
中「近いうちにまた会おうな!」
太「分かったよ…」
中「任務終わりの電話もするな!」ニコッ
太「うん!何時でも良いからね!」
中「じゃ、じゃあな!」
太「うん…またね」フリフリ
そう言い太宰さんは手を振った
芥(こっちに来る、!)
そして僕は夜の影に隠れる様に路地へ入った
すごく暗くなっていたので気づかれては無いだろう…
芥(…人の私情に首を突っ込むのは気が引けるが…2人はどのような関係なんだ…)
そこから色々と考えながら家へ帰った
明日中也さんに恋人が居るのか聞いてみるとするか…
次の日
芥「中也さん、お疲れ様です」ペコ
中「おう芥川!おつかれ!」
芥「あの…少し気になることがありまして、」
中「なんだ?」
芥「中也さんって恋人はいらっしゃるんですか?」
中「…い…ない…!」
芥「!いないんですか?」
中「…お、おう…!」
芥(これは…嘘だろうか…)
中「じゃ、じゃあ俺は仕事に戻るな!」
芥「はい、ありがとうございます」ペコ
芥(いないのか…?でも嘘って言うことも有り得る)
その日はその事がずっと頭から離れなかった