side冬弥
「っおう、!またな!」
彰人と別れてから、すぐ、誰かに後を付けられている、と感じた。
「ッ … 、」
怖い。でも、足を止めたらダメだ。
「やぁ、青柳冬弥くんだよね…?」
「ッ…」
背後から、低い、男の声が聞こえてきた。
「離してください…!」
「必死に、抵抗してッ …♡可愛いねぇ 、 ッ …♡」
そういって、男は、にたりと笑った。必死に、抵抗するも、体格差がありすぎて、叶わない。
ぷす ッ 、
何かちくりと、刺されたような… ッ ?
「ッ はぁ ~ …これでやっと…♡」
「君を…」
徐々に視界が狭くなって…
─────────────────────
「ん、 ッ …ここは…?」
コンクリートで固められた、黒い暗い部屋、所々、雨漏りが見られる。
「ッ 、 !?」
「やぁ、やっと、目を覚ましたね♡」
にたりと、また笑顔を見せる男がいた。
「ッ … ! !」
恐怖を感じ、後ろへと後ずさる 。が、虚しくも、壁に当たってしまった。
「さぁ、俺と遊ぼーぜ♡」
「ッ … !」
気づいた時には、男の顔が目の前にあった。
「ッ ん …」
口を閉ざそうとしたが、舌をねじ込まれた。
くちゅ 、♡くちゅ 、 …♡
「ッ 、ん … ♡ ぁ 、 …♡」
「可愛いーね、♡その顔っ、ゾクゾクする…♡」
そういいながら、男は、男のあれを出てきた。
「ほらよっと …♡ ♡」
「ひ ッ 、 … や め ッ 、」
ずぱん ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ …!!!!
「ッ ん ゛ぁ … !?♡ / や め ッ … ♡♡♡ 、」
びゅるるるるる ッ …
「ッは …気持ちいい ッ、 ♡ ッ … ほんと、最高 …♡」
ごちゅん ッ ッッッッッ … … 、 ! !ぱん ッ …!どちゅ …ごちゅ …!ごちゅ 、ぱん♡♡♡ 、ぱん♡
「ん゛ぁぁぁぁ、゛ ッ … !やめてッ … ♡ /ぁ゛、ん゛ン゛ッッ、♡ /ぃ ゛ ッ…♡♡ やぁ゛ッッ … ♡♡♡とめッ … ♡♡ ッ … / ッ ゛ ~~~ … ♡ 」
目の前がくらくらして、やめて欲しいのに、辞めてくれない
こんなこと、彰人じゃなきゃ嫌なのにッ …
「ほらほらぁ、♡♡♡♡ ッ … ♡ まだ、ッ …いける、よなッ゛ぁ、゛笑 ぐ ッ …♡♡」
ぱちゅんッ!♡♡♡♡♡ごちゅ、♡♡♡♡ぱんッ♡♡♡
「ッ ぁ、゛ !? ♡ や、゛ ッ … ん゛ぁぁぁぁ、゛!?♡♡♡」
びくっ、♡びくっ♡
「汚ねぇ、喘ぎ声♡ほんと、可愛いねー♡」
「だすよ~~ …♡ ッ 、はぁ… ♡ ん ゛ぁ、♡」
びゅるるるるるるるるるるるるるるるるッ…
「ッ あ゛ 、ぁ゛ …♡」
「あれ、もう、落ちんの~?♡まぁ、いいや、楽しんだし♡また別の子と遊んでこよ〜♡」
と言いながら、俺を置いてどこかへいってしまった。
「ッ … ぐ ッ …」
起き上がらないと … ッ 、
─────────────────────
「ッ は … ! ?」
正直、どうやって、家まで帰ったのか覚えていない。ただ、あの男とした、リアルな感覚だけが、残っている。
「ッ …」
こんな俺が彰人の隣に立っていいのだろうか…
こんな…
汚れた俺を、彰人は笑ってくれるのだろうか、
気持ち悪い、と言われるに決まってる。
ぐるぐると嫌な感情が溜まっていく。
それに、あんな男とやった俺に触ったら、彰人まで汚れてしまう。それだけは嫌だな…
「こんな俺を…彰人は…」
許してくれないかもしれない、そう思う。
だったら…
彰人のためなら…
「ッは ぁ … は は 、 …」
彰人、こんな俺を許してくれ
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彰人side
「ッ は ぁ ~ ~ ~ 、 …」
まじで、俺なんかしたか?
飲みかけのいちご牛乳のパックをぐしゃ、と潰しながら、今日の冬弥(相棒)について考えていた。正直、俺は冬弥のことが大好きだ。もしかして、気づかれてしまったのか、と考えて見るも、あの冬弥だ。絶対ない。
「よぉ、!彰人!なんだよ、そんな顔して」
「うるせぇ、なんでもねーよ、… 」
まぁ、適当に相手しときゃぁ、いいだろ、
「もしかして…青柳に関係することとか、…?笑」
そう、今日、冬弥が俺のことを避けているのだ。
「ンなワケねぇーだろ」
実際、すっごく悲しいし、結構凹んでる。
「はぁ~、まじでなんかしたか…?俺…」
「なんか言ったか?」
「なんでもねぇよ、」
「ふーん…」
なんだその、返事は。
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「だから、これがこうなって~ 、こうなるだろ、」
あ゛~、だりぃ、授業。この先生の話なげーと思いながら、冬弥について考えていた。
あ、もしかして、俺のテストの成績が悪かったとか…?いや、いつも悪いだろ…
歌の調子が悪かったとかか?いや、別に問題無かったはずだ。
「ちょっと、東雲くんが、ちゃんと授業聞いてる~♡カッコイイッ …」
「それな」
おい、聞こえてんぞ。
「おーい、!おーい、東雲?」
「はぃ、?」
あ、ぼーっとしちまってた。
「だから、教科書!!27ページ!朗読!!!」
「あ゛~ 、さーせん、」
だりぃな、早く終わんねぇかな、冬弥に会いてぇんだけど…
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冬弥side
彰人のことを避けてしまった…という罪悪感が凄い。流石に、あやしまれただろーか…と考えつつ、図書室で本を読む。
「おーい、冬弥…?」
「ッ 、!?」
びっくりした…彰人か。
「そんな、ビビらなくてもいーだろ…」
どうして、ここに彰人が…?今は会いたくなかったんだが…
「おい、」
触られるッ 、!だめだ!彰人まで汚れてしまうッ…
パシッ 、
「ぁ、…」
気づいたら、彰人の手を払い除けてしまっていた。
「ぁ、彰人ッ…これは、その…」
「そーかよ。」
「ッ ひ、」
いつもの、甘い声と違って、低い声がした。誰だってこんな事されたら、嫌に決まってるのに。
「お前さぁ、何か隠してんだろ」
バレていたの…か…
「なんでもない…」
そう言うしかない。
「何でもねぇ訳ねぇだろ、そんな顔してんのに」
怖い。いつもの彰人と違う。
「実は… ッ …」
話すのか…?あれを…?彰人に、?気持ち悪い、と言われるに決まってる。だったら、…
「彰人、俺はもう、お前と音楽をやらない…」
こう言うしかない。ちくり、と傷んだ胸を無視し、
「すまなぃ、」
と絞り出した声が図書室に落ちていく。
「ッ…お前…!」
その瞬間、彰人が俺の手首を掴んだ。結構な力で、とても痛い … …
「いた ッ …!痛い…!彰人…!」
「うるせぇ、!!!黙れよ!!!」
こんな彰人見たことなかった。
ずりずりとそのまま、引きずられていく。
途中で、彰人と仲の良いクラスメイトが
「おー、ケンカか?」
と聞いても、彰人は、無視だった。何も言わない彰人に、相手も分かったのか、
「あー、なんか、頑張れよ~、」
と返してきた。
掴まれていた手首は、青くなっていた。だけど構わず、彰人は俺を何処かへ連れていこうとしていた。
「おい!彰人、何処へ行く気なんだ!!」
「ッチ 、 うるせー、黙れ」
と返されてしまい、何とも言えなくなってしまった。
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しばらく経って、たどり着いたのは、彰人の家だった。
「入れよ、」
ちくり、ちくり、と胸が傷んだ。
彰人が怒っている。それだけは分かった。
彰人は、部屋のドアをがちゃん!と乱暴に閉めた後、
俺をどさっ、とベッドに押し倒した。
「ッ…」
拒みたいのに、拒めない。
そんな、自分に嫌気がさした。
「なぁ、お前さ、何隠してんの?」
「何にもないと言っているだろう!!」
大きな声を出してしまったな…と考えていると、
「そーかよ、まだ嘘つくんだな、…」
と言いながら、
ちゅ、
「ッ ん、!?」
キス…!?は、?え?何でだッ…???
「彰人ッ…」
「うるせえ、黙れ」
「ッ…」
どうしてなのか聞きたいが、彰人の圧と恐怖に何も言えなくなってしまう。
何も言えないえないでいると、口の中に舌を入れてきた。
ちゅ、ッ…♡くちゅ、♡♡、
「ん、ッ…んン … 、ッ ゛♡」
「キスで感じてんのか、こんなンじゃ、外にも出れねぇなぁ?」
「ッ ぁ …」
下脱がされッ…
「は、こんな状況でも興奮してるんだな笑」
「ッ…」
悲しくて、辛くて、胸が痛くて。
何も答えられない。
「なぁ、もう、挿れていいよな?」
「や、ッ…、だめッ…」
ッ…
彰人のそれを見た瞬間。
あの日のことを思い出してしまった。
あんな男とやってしまった、俺が、
無理だ。
俺はもう、使用済みなのだがら。
ドンッ
「ッ、は ぁ … は、ッ…」
気づいたら、彰人を押していた。
「ッ ぁ、わり …」
何故、彰人が謝るのだろうか。
謝らないといけないのは、俺だ。
彰人が辛い思いをしたのも、俺のせいだ。
そう考えれば、考えるほど、視界がぼやけてくる。
「ッ 、ん゛…ぐすッ 、 」
泣いてしまった。
彰人の前で、…
泣きたいのは、彰人の方だ。…
でも、溢れ出した、涙は、なかなか引っ込んではくれない。
「とーや…」
ギュッ
「ッ…ぇ 、」
まるで、割れ物を扱うような、繊細に、大事に抱きしめてきた。少し手が震えているのが分かった。
「とーや、俺、怒ってないだよ。俺たち、相棒だろ?なんか嫌なことでもあったか?さっきは、ごめんな、…あんな最低なことして…でも、俺、冬弥に何か会ったらって、思うと…お願いだ、話してくれ。もっと、俺を頼れ…」
「ッ…!」
話してみてもいいのだろうか、
「知らない男に、連れていかれてッ…」
震える体をそっと彰人が背中を撫でてくれた。
「下を触られてッ … そのままッ…」
彰人が俯いている。こんな俺が隣に居るのが嫌だったのだろうか。
「そして 、 … 俺は、彰人の隣に居てもいいのか、不安になって、 … …しまって、 …」
「冬弥、頑張ったな、ごめんな ッ …気づいてあげられなくて、 …」
彰人が誤っている…?
謝るのは俺の方なのに…?
「ッ…!彰人は、謝らなくていい!!俺が悪いんだ…!」
「いや、相棒だって、隣に居たのに、お前のこと気づかなかったッ…」
ぎゅぅと、彰人の抱きしめる力が少し強くなった。
「ッ 、 … 彰人、気にしないでくれ、俺は、大丈夫だから…ッ …ここにいるからッ …」
泣きそうになりながらも、彰人に心配させたくなかった。
「とーや…」
───────────────────────
彰人side
冬弥が、隠し事をしていて、いきなり、解散だなんて言われて、腹が立った。
気づけば、冬弥のことを押し倒していた。
冬弥が俺のことを押した時、正気に戻った。
冬弥を傷つけて … 俺 、 …
顔がさぁーっと青くなった気がした。
ふるふると怯えたような様子の相棒。
そして、泣き出してしまった。
もしかして、冬弥…
俺のことまた考えて…あーゆーこと言ったのか…?
傷つけないように、慎重に、ゆっくりと、
距離を縮めていく。怖がらせないように。もっと、俺を頼ってくれるように。
本当にやばい内容だった。
俺と別れた後、知らない男にレイプされていたらしい。
俺が、家まで送ってあげれば、そんなことにならかった。
震える、冬弥の体を抱きしめながら、頭を撫でる。
そうしていると、さっきやってしまったことに、さぁーっと顔から血の気が引いていくのが分かった。
「あ、さっき…ごめんな、 …痛くなかったか… ?」
痛いに決まってる。手首にこんな痣まで付けてしまった。手首を、少しずつ、優しく、手で撫ぜる。
「ッ 、いや、大丈夫だ …」
そういや、俺、冬弥にキスして 、 、
「キス 、 、 、 ! ?」
ぁ゛ー 、やっちまった…そういや、あん時、頭回ってなかったんだった … 。
男同士だ。気持ち悪いと思うだろうな …
「ッ 、 … /」
「ッ え、冬弥 …?」
今までに、見た事ないくらい、冬弥の真っ白い顔が赤くなっていた。
可愛い…
と思ってしまった。
「好きだ」
「彰人 ッ … ?」
え、俺…今、口に出して…
いや、これは、冬弥が可愛すぎるのが悪いだろと思う。もういっそのこと告ってしまえばいいそう思えてきた。
「冬弥、俺は、お前のこと、恋愛の意味で好きっぽいわ 、」
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冬弥side
彰人から、告白された…?
これは、夢では無いのか…?と思い、頬を引っ張ると、彰人に小さく笑われた。
俺も、彰人のことが好きだ。
だが、俺は、使用済み 、
彰人は、良いのだろうか…?
「ッ ぁ゛〜、またぐだくだ、考えてんな〜 、いいか?余計なこと考えんなよ?俺がどうとか、」
バレていた。そんなに分かりやすかっただろうか…
「俺は ッ 、」
時が止まった気がした。
「彰人のことが … ッ 、 好き だ …」
震える声で、彰人に告げた。
「ほんとかよ、 … まじか…」
少し、彰人は、にやにやしているきがした。
───────────────────────
「手首、痛かったろ?湿布貼るか?」
と心配されてしまった。思いのほか、痛くは無いので、
「大丈夫だ 、… 」
と返した。
「ッ、もう …帰え ッ …」
気まずさに、帰ろうと思い、立とうとすると、また、ベッドに押し倒されてしまった。
「彰人…?」
「ッ 、なぁ … 冬弥、”上書き “、しよーぜ、?」
上書き?とは、なんだろうか。
「上書き、 … 」
と、普通に疑問に思ったことを返した。
「そ、嫌だったら、辞めてって言え 、 な ?」
こくり、と控えめに頷く。
ちゅ、ッ
「ッ 、 … 」
軽いキスをされたあと、舌を入れられた。
ちゅ ッ 、くちゅ っ、♡
「ッ 、ん゛ん、 ♡ 、 ッ は 、 ッ … 」
流石に、苦しくて、彰人の背中をとんとんと叩くと、彰人はすぐ、離してくれた。
「ッ 、わり、手加減出来ねーかも…」
「彰人だったら、 … 大丈夫だ 、 ……」
途中から、恥ずかしくて、すこし声が小さくなってしまった。
「なぁ、見て。これ、」
「ッ 、 !? ♡」
おっ、大きい…
「はは、ッ … 体育で汗かいたし、すっげぇ、匂いだろ?」
雄の匂い… ♡♡
「指入れるぞ、 … ?」
ぐち 、 ♡
彰人の長い指が入ってくる。
「ッ 、 ん ぅ … ♡」
「なぁ、冬弥。♡いい所何処だ?」
「ッ、ぇ … ?」
ごり っ 、♡♡♡ 、
「ッ 、ひゃ 、 … / !?」
「ここだな、 ? は ッ 、 … ♡ 可愛い 、 …♡♡」
いい所を、指で刺激されて、ッ … ?
「指だけで感じるなんて、淫乱だなぁ 、♡とーや、?♡」
ぐちゅ、♡ぐちゅぐちゅ 、♡ ぐち ッ … 、♡ぐちゅ、♡♡♡
「んぁ゛ 、 … 、♡♡ !ん゛ぉ、 !?/」
「汚ねー声 、 そんなとこも可愛いよ、♡とーや、」
少しずつ、彰人の言葉が汚くなってきた。
でも、余計に、感じてしまう。
「ほら、雑魚メスが…!!イケよ、さっさと、 …!!!♡♡」
ぐちゅ、♡♡♡!ぐちゅぐちゅ♡♡♡ぐちぃ、…♡♡
激しく指を出し入れされる。
「や、ッ 、♡♡♡ぁき゛ ッ 、なんか ッ 、く ゛ 、 …♡ / 、 ん ぁ゛ ッ 、… ♡♡」
ぷしゃ、ッ 、♡♡♡ぷしゃぁぁぁ、♡♡♡♡
「潮ふいてる…♡冬弥、お前…もう、雌だな…?」
「ッ 、ぅ 、 ♡♡♡ は 、ッ …♡♡」
「あー、これ、届いてないな 、 ……」
ずるん ッ 、♡♡♡♡♡
「じゃぁ、恋人記念ってことで、冬弥、起きろよッ …♡♡♡♡♡♡♡ 、ッ !!!!!」
ずぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁん ッ♡♡♡♡♡♡♡♡
「ひッ 、 ん 、゛ !? 、 ♡ //… え、ぁ゛ ♡なん 、 ♡♡♡ 、 …//…」
ずちゅ、♡♡♡♡ずちゅ、♡♡♡♡ぱんッ、♡♡♡ぱんっ、♡♡♡♡♡ずちゅん♡♡♡ッ、 … ぱん ッ、♡♡♡♡♡
「ぉ、゛ッ ♡♡♡ぁ゛ん 、♡♡♡ん゛ぇ、ッ 、 ♡/んぉ゛ッ 、 ♡♡♡♡♡♡ …ん゛ぁぁぁぁ、♡、ッ、 〜〜♡♡♡♡♡、…♡♡♡♡♡ッ ぁ、゛〜〜〜〜…」
「ん ゛ぁ、♡ 、キツ過ぎ…♡締めんな、」
「だ ッ ゛♡♡♡ 、 … ぁ ゛ ッ、 ゛♡♡… //…!!、」
「とーや 、♡♡♡♡ッ … 、出すぞ 、 … ッ …♡♡♡」
「ッ 、 ♡♡♡… 、 」
終わったと同士に、俺の視点は、ブラックアウトしていった─── 、 …
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