こんにちは!セナセです!
今回ノベルで書こうと思います!
【注意点】
・ポピープレイタイム(ボクシーブー、ポピー)が悪役になります
・レインボーフレンズが出てきます
・オリキャラ主人公です
・戦いシーンがあります
・短期完結です
・ご都合展開があります
それでもいい方はご覧ください
「白く残酷な一輪の花」
これは、とある一家の話。
8人で暮らしている。みんな笑顔で幸せそう。
いつ、どこで、何回見ても、変わることのない、心からの笑顔。
「明日、レインボーフレンズ達へ襲撃をかけます」
この一言が、全てを変えていく______________。
「たっだいまー!」
アルの元気な声が一階に響く。
「お帰り」
レッドの低い声が対応する。
「今日も仕事頑張ってきたよ!!」
「お疲れー」
レッドたら、塩対応じゃん。でも、そこも魅力だよね。
「アルおかえり!夜ご飯は何!?」
この勢いで晩飯のことを聞いてくるのは、ブルーかな。
「みんながお手伝いがんばってくれたら、ハンバーグかな?」
「やったー!お手伝いする!!」
「俺もー!」
「ボクもー!!」
「私も!」
オレンジにパープルにグリーンが来た。みんな張り切ってるなぁ。
「俺はやらんぞ」
「なんでー!しようよー!!」
「研究が中途半端なんだ!!終わり次第手伝うさ」
レッドは真面目だなぁ。私なら長続きしないもんなぁ。
「こらこら。早く手伝わないとピーマンだけにするよ〜」
「やだー!!絶対やだー!!」
「洗濯物干し手伝ってくれる?」
「やってくるー!!」
「ブルー抜け駆け禁止!!ボクも行くー!!」
「俺も行くったら!!」
「みんな待って!私も行く!」
パープル、抜け駆けだって。一体そんな言葉どこで覚えたんだろう。
みんな仲良しなのは良いことだよね。私もハンバーグの準備しなくっちゃ。
「チーズ入りにでもしちゃおっかな!」
「ボクシーブー。目標は見つけたかしら。」
「もちろんだぜポピー姉」
「それは良かった。明日、レインボーフレンズに対して敵襲をかけるわ。」
「腕がみなぎるぜ!!へっ!」
「誰かいた?」
チーズバーグを食べながら、アルは呟いた。
「全員揃っているのにいるわけないだろ」
「やっぱ疲れ目?眼科行かなきゃ…」
少し高めの棚の一番上に置いた、花瓶の中の一輪のフランスギクを見つめながら、
アルは下がり眉になった。
アル 26
レインボーフレンズの母存在。優しくて強い。エリート若手会社員。
目が悪く、全体がぼやけて見える。みんなのことを大切に思っている。得意料理はハンバーグ。
レッドとは小さい頃からの仲良しさんで、幼稚園時代、レッドからもらった
一輪のフランスギクは今も棚に飾ってある。しかもまだ生きてる。
第一話 幸せな日常が壊れる日