テラーノベル
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早速はじめさせていただきます
佐野さん…高3
吉田さん…高2
です
※キャラ多少(じゃないかもだけど)変わってます
学パロです
吉田さんside
「おーい、仁人! 遅い、置いてくぞ!」
坂道の途中で、一歩先に歩いていた佐野勇斗が振り返り、大きな声を張り上げた。
高校三年生になって、また少し背が伸びた勇斗のブレザー姿は、悔しいけれど遠目から見てもサマになっている。
「うるさいな! 勇斗が急に早く家を出るからだろ!」
吉田仁人、高校二年生。
乱れた前髪を気にするように押さえながら、坂道を駆け上がる。勇斗に追いついた瞬間、わざとらしくそっぽを向いて、ツンとした声を投げかけた。
「待ってなんて頼んでないし。勝手に先に行けばよかったじゃん。俺、一人でも平気だし」
「へえ、置いてったらどうせ『勇斗のバカ、裏切り者』って後から怒るだろ?」
「怒らない! 俺、もう子供じゃないんだから」
フンと鼻を鳴らすと、勇斗は太陽のように笑って、俺の頭を大きな手でガシガシと乱暴に撫で回した。
「ちょっと、やめてよ! 髪崩れる!」
「いーじゃん減るもんじゃないし、ほら、早く行かねーと遅刻するぞ」
勇斗はまた楽しそうに笑って歩き出す。
その広い背中を睨みつけながら、俺は小さくため息をついて、手ぐしで髪を直した。
(……本当に、デリカシーがない)
勇斗は学校でも有名人だ。サッカー部のエースで、高身長、おまけにあの底抜けに明るい性格。女子生徒からの人気も当然高い。
対する俺は、生徒会に入っていて成績も学年上位。周りからは「真面目な後輩」と思われているが、勇斗の前でだけは、幼馴染だけあって結構生意気だ。
それに、今年の春からの胸の中には、言葉にできないモヤモヤが居座り続けていた。
あと一年で、勇斗は卒業してしまう。
毎朝こうして文句を言いながら一緒に坂道を登ることも、終わってしまうのだ。
「……勇斗」
「ん? なに?」
歩きながら振り返った勇斗の瞳が、真っ直ぐに俺を映す。
「……なんでもない。歩くの早すぎ、ちょっとは俺に合わせろ」
「なんだよそれ、わがまま言うなー」
勇斗がまた距離を詰めてきて、俺の肩に強引に腕を回してくる。その体温が、驚くほど近くて熱い。
俺は胸が跳ね上がるのを隠すように、わざと「うざい」という顔をしてみせた。
吉田さん一体どうなるんでしょう、
更新頻度は今のところわかってません
下手したら続かずに終わっちゃうかも…
まぁがんばります
何かアドバイスあったらコメントください
はるか
1,452
桃紫 さく🌸
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コメント
2件

藍さん、学パロ第1話読了したよ! 幼馴染の高3・勇斗と高2・仁人の朝の坂道、すごく甘酸っぱくて胸がきゅっとした。「卒業まであと一年」ってカウントダウン要素がもう効いてる…。勇斗の無邪気な距離感と、仁人の隠してる気持ちの温度差がたまらん。タイトル「境界線の引き方」も、この先どう線を引いていくのか気になる。続きめっちゃ楽しみにしてる!🔥