テラーノベル
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みみ
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風吹く夜空、星々輝く。
涙隠して、夜道を進む。
佇む涼しさ、哀景含み、
千里離れた貴方に届け。
此、思い、想い。
空は、曙色に染まる。
此感情も融けて行く。
悠々流れる雲ですら、
黎明色で、飾られる。
貴方も、今日を見ているのだろうか。
濃浅葱の空。生憎の快晴で。
雲一つ無いのに、私の心は、曇天で、
建ち並ぶビルも、立ち並ぶ樹木も。
爽々と輝いている。
絶え間なく擦れ違う、名も知らぬ人々も、
誰かを愛し、誰かに愛されている…筈だ。
でも、其れを気に留める様子も無く、今日を進んで行く。
貴方も、此人々と同じように、
今日を進めているのだろうか。
初めて貴方に会った場所。
其処もきっと輝いている。
貴方の笑顔は、言うまでもなく、
麗な薔薇も、儚げな月下美人も、
貴方には劣っている。
懐古したって意味は無い。戻らない過去を懺悔なんて。
私は貴方を失った。それだけだ。
コメント
3件
もう、タイトルと本文のギャップにやられたよ〜!「第一章。一日」ってタイトルなのに、もうこの一話で一気に心掴まれた😭💕 「私は貴方を失った。それだけだ。」この一文がもう…シンプルすぎて逆に胸えぐられるんだけど!? 空の描写と心の曇天の対比もエモすぎて何回も読み返したよ。千里離れた誰かに届けたい想い、すごく伝わってきた…💔🌸