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古い投稿に失礼します !めっちゃサイッコーなのでいいねとフォローと初コメ失礼させていただきます !!
ぅッぅッぅッ、、、ぺんさんのツンデレ具合が最高です✨まぢ神すぎましたありがとうございます!
⚠️注意⚠️
こちら🧣🍤nmmn小説となっております。
ご本人様とは一切関係はありません。
過激な描写などがあります。苦手な方は閲覧をお控えください🙇♀️🙇♀️
学パロ🧣🍤
🧣→高2 🍤→高1
二学期〜ぐらいの設定です
pn「あ〜疲れたぁ!!」
俺の名前はぺいんと。図書委員会所属の高校一年生。
先生「ぺいんと!ありがとな」
pn「大丈夫です!では失礼します!」
先生に頼まれた荷物を運び終え、あとは帰るだけになった。
??「おーい」
?、誰かに呼ばれている?
??「君だよ、そこの黄色い子」
ハッと思い振り返るとそこにいたのは青髪の男。
pn「えーと、、なにかありましたか?」
…沈黙。
話しかけたものの目を合わせるだけで一向に口を開こうとしない。
pn「…あの?」
??「……いい」
pn「、?」
??「可愛い!」
そう言うと男は一気に俺に近づいてきた。
??「俺はらっだぁ。この学校の生徒会長!わかる?」
突然両手を掴まれ混乱していると、らっだぁと名乗る男は続ける。
rd「君、すっごい可愛い。名前は?」
pn「あ…ぺいんと、です?」
rd「ぺいんと!ぺんちゃんだね。覚えた!」
らっだぁは嬉しそうにそう言うと、またねと手を振って何処かへ行ってしまった。
pn「なんなんだ…」
次の日。
今日もつまらない授業を聞いて、やっと昼休み。
クラスメイトと話しながらお弁当を食べているとガラガラと教室のドアの開く音が聞こえた。
rd「ぺんちゃ〜ん、いる?」
音の先を見るとそこには昨日会ったらっだぁがいた。
クラスがざわつき始める。
友人A「おいぺいんと…なんで生徒会長に呼ばれてんだ?」
pn「え?」
クラスの所々で、かっこいい、私も話してみたいなどと言う声が聞こえる。
rd「あ、いたいた。ぺんちゃん、忘れ物」
そう言うとらっだぁは俺のハンカチを取り出した。
rd「いや〜昨日呼び止めた時返そうと思ったんだけど、あまりの可愛さに返すの忘れちゃってさぁ」
先程まで騒がしかったのと一変して、恐ろしい程の静寂が訪れる。
コイツ。みんなの前で堂々と言ったぞ……
みんな信じられないと言う顔をして、お互いに顔を見合わせている。
静寂を破ったのはたった一人。
rd「んじゃあ、俺もう行くから!好きだよぺんちゃん」
最後にとんでもない爆弾発言をし、当の本人は何も気にしていないように教室を出て行った。
次の日、学校全体に噂が広まっていた。
毎週掲示板に貼られる新聞部の新聞には、1番目立つ所に堂々と『【速報】あの生徒会長にまさかの好きな人‼︎気になる相手は…』と言う見出しが。
恥ずかしい、恥ずかしすぎる。
周りのみんなが好奇の目で俺を見てくる。
正直生徒会長が誰かなんて知らなかった。選挙当日に風邪をひいて休んでいた俺は、翌日生徒会長が何らかの噂になった事しか知らなかったのだ。
それからというもの、らっだぁは毎日のよう俺に告白をしてきた。
どこから入手したのか俺が休んだ日も家に来ては好意を伝えて帰って行く。
それが日常になっていた。
未だ慣れない視線を気にしながら、俯いて歩いていると背後からものすごい強さで抱きついてくる人が。
rd「おはよ〜ぺんちゃん」
周りの目が痛い。段々と顔が熱くなってくる。
rd「ぺんちゃん、顔真っ赤だよ。かわいーん」
らっだぁの軽率な発言に怒りが湧く。
pn「……んだよ」
rd「ん?」
pn「なんなんだよ!俺の気も知らないで!生徒会長か何なのか知らないけど、迷惑なんだよ!」
巻きついていた腕を無理やり剥がすと、俺はみんながいない所まで走った。
その時に誰かに呼び止められた気がしたが、止まらなかった。一人になりたかった。
気づけば屋上にいた。
あの時間近で見たらっだぁが忘れられない。あの笑顔が、あの声が。俺の頭をぐるぐると駆け巡る。
可愛い、と言う言葉に動揺してしまっている自分がいる。思い出すたび、顔が熱くなってくる。
突然、ガチャリと屋上の扉が開く音がする。
音の方を見るとそこには特徴的な紫色の髪に、低い身長、人懐っこい顔。
sn「ぺいんとさん!探しましたよ〜」
pn「しにがみ!」
昔からの友人で、良き理解者であるしにがみが、俺を探しにきてくれたらしい。
sn「大変な事になってるみたいですね…」
pn「そうなんだよ、」
しにがみは俺の横に座ると、ヘラっと笑って言った。
sn「でもすごいですよね。あの生徒会長に好かれるなんて。」
訳が分からず黙って話を聞く。
sn「ぺいんとさんは休んでたんで知らないと思うんですけど、あの人めちゃめちゃモテてるんですよ」
羨ましいなぁ〜と言いながらしにがみは空を見上げた。
sn「この学校で知らない人はいない、あのスーパー美女も生徒会長に告ったらしいですよ」
それも断ったから生徒会長には恋愛感情がないとか噂になったんだよねぇ……、としにがみ君はしみじみと言った。
そんなにすごいのか、なんて他人事のように思いながら俺は落ち着くまでしにがみと駄弁った。
一方その頃…
取り残されたらっだぁは唖然としていた。
kyo「どうしたんらっだぁ」
背後から声をかけられる。そこには頼れる生徒会会計のきょーさんがいた。
rd「ばどさん、さっきぺんちゃんにこっぴどく振られちゃってさぁ…」
しょんぼりした様子のらっだぁにどんどん野次馬が集まってくる。
kyo「ほーらお前がらしくないことしてるから段々人集まってきたやん。とりあえず生徒会室いくで」
きょーさんはらっだぁの腕を引っ張って立ち上がらせると、シッシッと野次馬を追い払ってそのまま生徒会室へ向かった。
生徒会室にて…
kyo「そんで、なにがあったやっけ」
rd「ぺんちゃんが〜…俺のこと迷惑だって、」
しょぼんとするらっだぁを見て、きょーさんは笑いながら窓を開け、煙草を吸う。
rd「ちょっと、バレたらどうすんの」
kyo「バレへんよ。で、ぺんさんの事まだ好きなんやろ?」
rd「うん…でも迷惑かけたくない。」
kyo「じゃあさ、ぺんさんに話しかけるの一旦やめてみ?」
らっだぁは驚いた表情できょーさんを見る。
kyo「押してダメなら引いてみろってヤツや。それでダメなら諦めた方がええけど。」
rd「…わかった。」
らっだぁは覚悟を決めた様子で、生徒会室を出て行った。
次の日…
ぺいんとの脳内は不安で満ち溢れていた。
理由は単純。今までしつこい程寄ってきた人が、全く寄ってこないのだ。
pn(やっぱ、昨日は言い過ぎたのかな…)
ぺいんとはモヤモヤを抱えたまま、委員会の仕事である図書室のカウンターに立っていた。
pn(っ…!あれは…)
ぼーっとしていると、視界に見覚えのある人物が入っていた。
pn(らっだぁ…)
ぺいんとがらっだぁの方をじっと見ていると、相手もこちらに気が付いたのか、目が合った。
が、すぐに逸らされる。
pn(…おれ、きらわれた?)
ぺいんとは胸にぽっかりと穴が空いたかのような感覚に陥った。
いやいや、これで清々したじゃないか。と思おうにも思うことができない。
モヤモヤした気持ちになりながらも、委員会の仕事をキッチリこなして、そのまま家に帰った。
今日は一言もらっだぁと話さなかった。
これでいいのだ。これで、みんなからも変な目で見られることもないし、らっだぁに足止めされることもない。
これでいいのだ。
sn「ぺいんとさん、それ恋してますって」
しにがみは続ける。
sn「だって四六時中その人の事でモヤモヤしちゃうんでしょ?」
ほんと鈍感ですね〜、と呆れながらしにがみは弁当のおにぎりを頬張る。
pn「でも、今避けられてるから…」
sn「でも目は合うんでしょ!好きでもない人の顔そんなにジロジロ見ませんって」
具材の梅干しに口を窄めながらも、しにがみはぺいんとに言う。
sn「相手から来ないならこっちが行くんですよ!わかりましたか!?」
何故かキレ気味なしにがみの圧に負けながらぺいんとは小さな声で返事し、手をつけていなかったお弁当を食べ始めた。
pn「らっだぁ…いるかな」
昼食を終え、俺はらっだぁのクラスに走って行った。
しかし、どこを見てもらっだぁの姿は見当たらない。
pn「どっか行ってるのか、?」
ぺいんとは大人しく立ち去ろうとした。しかし、一歩後ろに下がった瞬間、誰かの足を踏んでしまった。
pn「あっ、すみません!」
ぺいんとが顔を上げると、そこには耳の付いてるパーカーを学ランの下に着た大人びた男子学生が立っていた。
??「お〜、君がウワサの」
男はニヤニヤしながら此方をジッと見つめる。
pn「、あの…このクラスの人ですか?」
??「そ。俺は金豚きょー。みんなからは、ばどさんとかきょーさんって呼ばれとる。」
pn「らっだぁってどこにいるかわかりますか?」
kyo(うわ、よかったならっだぁ。作戦大成功かもしれんで)
ぺいんとは嬉しそうにするきょーさんを不審に思いながらも、あの…と声をかける。
kyo「ああ、すまんな。らっだぁは今日学校来とらんよ。」
pn「えっ、何かあったんですか?」
kyo「んー、知らんけど普通に体調不良とかちゃうん?家教えたげるから行ってみれば?」
pn「い、いえ、そこまでは…」
kyo「いーから。行っとき?らっだぁ喜ぶで」
あんなに避けられているのに、本当に喜ぶのだろうか…?
ぺいんとは不安になりながらも、放課後、きょーさんに教えてもらった住所へ向かった。
ピンポーン…
チャイムを鳴らす。しかし反応がない。
家にいるはずなのに…なんて思いながらもう一度チャイムをならす。
ピンポーン…
出る気配が全くない。やはり嫌われているのだろうか。当たり前だ。あんなことを言ったのだから
自責の念に駆られる。
pn(おれ、なにやってんだろ)
少しもの期待を込めてここへ来たのだ。その期待を打ち砕かれた今、やっと気づいた。
俺、ほんとにらっだぁのこと好きだったんだ。
気が付いた瞬間、涙が溢れて止まらない。
あの時の悲しそうな表情を思い出す度に胸が苦しくなる。家の前で泣き崩れてしまった。
早く帰らなきゃ。
そう思った瞬間
rd「え…?ぺんちゃん?何してるの?」
会いたかった人が目の前にいる。
pn「ど、して…」
嗚呼、その優しい声が、その大きな手が、ずっと大好きだったんだ。
rd「泣いてるの?何があったのか知らないけど、とりあえずうちおいで。」
手を引かれる。ぺいんとはしゃくり上げながらもらっだぁに大人しく着いていく。
rd「どしたの?」
ずっと泣いているぺいんとにティッシュを渡し、背中を撫でる。
pn「ぅ、え、きらわれ、たかと、おれ、やだよぉ」
rd「そんな…嫌いになんかなってないよ」
泣きながらも頑張って伝えるぺいんとをぎゅっと抱きしめ、らっだぁはよしよしとぺいんとの頭を撫でる。
ぺいんとも落ち着いたのか、段々と呼吸が整ってきた。
泣き疲れたのかぺいんとは頭を撫でられながら眠ってしまった。
pn「ハッ!」
目が覚めた頃には、窓の外は暗くなっていた。
rd「あ、おはよ〜ぺんちゃん。」
ぺいんとはゆっくりと眠る前の出来事を思い出す。
らっだぁの家の前で泣いて、その後らっだぁに慰めてもらって、そして慰められてる時俺は…
ぺいんとは顔を真っ赤にする。
pn(おれ、ほぼ告白してんじゃん!!)
らっだぁは何かに気づいたのかニヤニヤしている。
pn「こっち見んなよ、」
rd「ぺんちゃ〜ん、俺のこと好きなの?」
あ〜〜〜むかつく!!!
すぐ調子乗りやがって!
ねぇ。と圧をかけられるとつい負けてしまう。
その目が、その顔が、その声が、その手が、らっだぁの全てが。
pn「…きだ、」
rd「ん?」
pn「だから…」
『好きだって言ってんの!!』
(終)