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#陰謀
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「…正気で言っているのか?任命は上位貴族からだったはずだ。」
「さっきまではそういう慣習だった、つまり俺とレイチェルがそれを破壊するまでは。君の夢が叶った瞬間だ。だからこそ、君に直接おめでとうを言いたくてね。」
「…俺がお前に感謝を言うとでも?」
「別に俺に言わなくてもいいさ。俺にとっての問題は君が任命を受け入れるかどうかであり、君がきちんとこの王国騎士団を正しい方向に導けるかだ。明日か明後日には就任式がある。もし君がその役職を受け入れられないなら今日中に国王陛下に伝えてくれ。個人的には君が騎士団長になってほしいんだけどな。」
「…なぜお前は俺を騎士団長にした?」
「君が俺を嫌っていようが俺は気にしないというだけさ。君がこの国で一番の騎士だと確信していて騎士団の微妙な機能不全を解消してくれるんだろうと君に俺は期待している、それ以上もそれ以下もない。さて、それじゃあ就任式で会おうか。当然君とは旧知の仲であるし、レイチェルの婚約者だから俺は参列する。レイチェル、行こうか。」
そう言って俺はレイチェルの方を見やり、アランの執務室を出て行こうとする。だがそれをアランは怒ったような口調で遮る。
「俺はお前が見たような人間でないと確信しているぞ、いつかお前の素顔を公にしてやる。」
「君は何も変わってないな。…でも君がそう信じたいなら信じればいいさ、アラン。なぜなら君はとても正直だからね。」
俺はそう言ってレイチェルの手をとる。アランは苛立ちを隠さない表情をするが口にはしない。
コメント
1件
えっと…待って待って待って!!?!? 主人公くん、アランに騎士団長の任命をぶつけたん?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!??! 「君が俺を嫌っていようが気にしない」とか言ってるけど、これ絶対わかってて言ってるじゃん????「君が一番の騎士だ」って純粋に信頼してる感じにすら見えて、でもアランの焦りっぷりがまた可愛くてしんどい…!!あとでレイチェルと手をつないで去っていくシーン、絵面が強すぎる…尊い…! 作者様天才すぎません!?!?!?!?早く次が読みたいです(;;)♡