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『二章 勇ましき愚者共のファイターズ』
そこには剣で串刺しにされた美麗の姿があった
愛「紅葉…！紅葉！」
天「…もう、手遅れだろ」
秘「…」
モノクマ『死体が発見されました！死体発見現場の2番ビルへと集まるように！』
死体発見アナウンス、やはり美麗は死んでしまっているのだ
俺たちが、何もできずに突っ立っていると続々と人が集まって来た
羽「美麗ちゃん…！？」
猪「ま、またコロシアイが…起きたのか」
音「あーあ、本当に残念」
蛇「まったく残念じゃなさそうな言い方ですね」
兎「…紅葉さん」
猫「紅葉殿…」
みんな美麗の死体を見て絶句している
そりゃあそうだ、こんな残酷に殺されているのだから
天「…まだいない奴がいるな」
蛇「そうですね、飯田橋さんと荒川さんでしょうか」
天「だな。俺が起こしてくるからハナビ、捜査を頼む」
秘「…俺？警察がやった方がいいんじゃ…」
天「俺はやだよ。じゃあよろしく」
そういうと駆け足でエレベーターに乗り込んで、行ってしまった
秘「…」
こんなに残酷に殺されてしまった美麗のため、そしてみんなで生き残るために
俺は捜査をするしかない
【捜査開始】
秘「まずはモノクマファイルからだな」
猫「拙者がさっきもらったでござる！」
秘「おぉ、ありがとう」
【モノクマファイル2】
今回の被害者は超高校級の新体操選手・紅葉美麗
死因は頭部の傷、複数の刺し傷がある
死亡時刻は午後21時
秘「…」
ちゃんと才能のところが超高校級の新体操選手になっている
やっぱりモノクマの動機は本当だったんだな
コトダマ→モノクマファイル2
羽「ハナビ君、私も捜査手伝うよ」
秘「いいのか？」
羽「うん、私も力になりたいし」
秘「わかった、ありがとう」
羽「まずは……美麗ちゃんの、死体を調べてみる？」
秘「…そうだな」
俺たちは美麗へと近づいた
羽「本当に酷いね…相当憎んでたのかな」
秘「そうじゃなきゃありえない」
美麗の体には何本もの剣が刺されていて、ボロボロだった
羽「…確か、頭部の傷が死因なんだよね？」
秘「あぁ」
羽「…剣で殴られたのかな？」
秘「…それっぽいな、状況から察するに」
コトダマ→紅葉美麗の死体
羽「えーっと、じゃあ次は…」
荒「コロシアイが起きたって本当か！？」
秘「おっ！瑞稀……え」
瑞稀が来たと思い、振り返ると
瑞稀は全裸の飯田橋を抱えながらこちらへ駆け寄って来た
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