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食害の恐ろしさが全世界の住人に 伝わりましたね…! 続きたのしみです!!
これは、d!様の二次創作(軍パロ)です。
ご本人様には一切関係ございません
エセ関西弁、捏造注意
その他の注意書きはプロローグを参照ください
でははじまります
ごめんなさい。
この一言で、食卓は一気に気まずくなった。
突然utが飯を食べる手を止めて、小さな声で呟いたのだ。
ut「ごめんなさい」
zm「え、」
思わず声が出てしまう。どういうことや。
ut「みんなに隠してたこと、たくさんあって、」
震えながら、声を絞り出している彼を見て、こちらまで泣きたくなってきた。うつむいているから顔は見えないけど、それでも感じる何かがある。
sho「大先生は悪ないよ」
shoがすかさずフォローを入れる。knはショックでフリーズしてるし、軍の人たちも突然の重苦しい空気に何を言えばよいかわからず戸惑っているようだ。
ut「違うんよ、違う。僕が悪い。ちゃんとしなきゃいけなかったのに、ちゃんと、言わなきゃいけなかったのに」
sho「…、何を、言いたかったん?、ゆっくりでええよ」
優しく声をかけるsho。普段はいたずらとか仕掛けて煽り散らかしているが、こういう優しさで完全には悪い奴にはなれないのがまさにshoという感じだ。
ut「くすり…」
初めて彼が顔を上げた。青い目がどす黒く淀んでいて痛々しい。
ut「…、中2の頃、いじめがあってな、僕、辛かってん。でも、高校いったらきっと大丈夫になるかなって」
みんながゴクリとつばを飲む音が聞こえる。
ut「でも、終わらなかった。僕の高校に、いた。アイツらも、ついてきた。それで、もう、無理で、ずっとずっと、不登校で」
sho「うん…」
ut「それで、っ…」
言葉が詰まる。口は小さく動いているが、音にはなってない。
ut「辛くて、死にたくて、薬を…」
と言うと、彼は瓶を開けて薬を口に入れる仕草をした。
ut「なのに、死ねなかった。rbrだって、このこと知ってて、ずっと助けてくれたのに。なあ、僕どうしたら良いん?、もう、みんなに迷惑かけたないよ…」
そう言い切ると、あの懐かしいヘラヘラした笑いを見せた。その笑みのまま、どうしたらいい?、と必死に聞く彼。
死んでほしくない。
頭はその言葉に支配された。
kn「…、は…」
やっと、knが口を開いた。彼は、utが話し始めてから一度たりとも声を発さなかった。
kn「なんや、なんやねん、それ…っ」
握りしめた拳がプルプルと震えている。このまま机を叩き割りそうな感じだ。
ut「ごめん…」
kn「死ぬなよ!!!」
とんでもない大声で叫ぶ。思わず耳を手で覆ってしまう。それでも手のひら越しに聞こえてくる、その声の中に含まれた思いが、俺の胸をぎゅっと締め付けてきた。
ut「ごめん……」
kn「お願いやから、死ぬな!!、なあ、相棒!」
相棒、とknが言った途端、utはハッとしたような表情をした。
ut「あ、あいぼう、、?」
kn「俺が昔いつも、いつも、親に虐められて、それで死にたいって言った時は、死ぬなって言ってくれたやん!、」
もうknの口を止められる者はいない。その気迫に気圧されて、ますます物が言えなくなってきた。
kn「あの気持ちが嘘やったとしても、俺はあの言葉を、ずっと大切に思ってる!、だから、お前も死ぬなんて言うな!!、お前は大事な存在や、少なくとも、俺らにとっては!」
ut「……」
まるでそんな言葉かけられることを予想してなかったみたいに、utは驚いた顔のまま止まっている。
ut「ははw」
また、小さく笑う。あの、ヘラヘラした笑い。
ut「うっさいわ…、このチワワが…w」
kn「誰がチワワやねん!!」
ut「ごめん、本当に、」
kn「うん」
ut「ありがとう」
kn「うん…」
大先生がすっと息を吸う。
ut「実はな、rbrも、やねん…」
sho「え!?」
ut「僕とはちょっと違うけど、でも、」
sho「どういうことや」
shoがぐっと身を乗り出す。まさかrbrにまで話が広がるとは思っていなかったのだろう。一言も聞き漏らすまいと真剣だ。だが、大先生はその後は何も言わなかった。
ut「……、やっぱ、rbrのことは、言わんとくわ」
sho「なんでや!」
ut「気にせんといて」
sho「気になる」
ut「やっぱり違うから」
sho「なんか知ってるん?」
ut「お互い、ね」
sho「うーん…」
shoはこれ以上聞いても何も出てこないと判断したのか、大人しく席に座り直した。
sho「おい、zm」
突然声をかけられてびっくりする。
zm「な、何や」
sho「明日、rbr引きずり出そう」
zm「は?」
sho「何としても、話聞かなあかん」
zm「そんなに…、」
sho「うん。嫌な予感はしてる」
zm「そっか、まあ、止めへんけど」
sho「うし、じゃあ手伝え」
zm「……、へーい、わーったよ」
sho「さっすがzmさん!、さいこーう!」
zm「やかましいわw」
kn「お前ら茶番やってへんで早く食え」
zm「……、knさん」
kn「え、何」
zm「腹、減ってるよなぁ?」
kn「あっ(察し)」
zm「shoも、さっき腹鳴ってたよな!」
sho「ちょ、ちょっと待って!?」
zm「てかgrもtnも全然食べてへんやん」
gr「い、いや俺は…」
tn「えー、結構食べとるけど?」
zm「まあ、こんだけおかずあれば足りるか…」
kn「おい!、gr、逃げろ!!」
gr「え、何で、」
sho「食害されるぞー!!!」
tn「しょくがい…?」
zm「あー、そうか、初めての方もいらっしゃるんか!、へぇ〜、じゃあ初回サービスしなきゃなぁ〜!」
os「え、何何何、何が始まるん」
zm「おいシッマ」
kn「スゥ~ッ」
zm「逃げんなよ、おら食えっ!!」
kn「あばばばばばッ」
sho「あぁ〜、始まってもうた…(泣)」
gr「え…」
zm「shoさん、おかわり入りまーす!!」
sho「ちょっ、無理!、あッ、ゲホッ、おぇ、ああああああ!!!」
zm「tn〜?」
tn「僕はもう腹いっぱいなんで…w」
zm「ええから、いけるって!!」
tn「いや、ほんまに、無理っ、ああああ!!」
gr「地獄絵図だゾ…」
ht「マンちゃん」
os「…、何?」
ht「逃げよっか」
os「了解」
gr「じゃ、じゃあtn氏は頑張ってくれ!」
ut「ずらかんべー」
os「は〜い、頑張ってめぅ〜」
ht「ヤバいねぇこれ、ま、ばいばーい」
tn「おい!!、お前ら!!」
sho「zmさんっ、初回サービスの人たち逃げちゃったって!!」
kn「し、ぬ…、」
気を紛らわすための食害。
いっぱい食えば幸せになれる。tnの飯美味いし。
shoが抱いている嫌な予感、まあ見当はつく。
でも、なあ、とりあえず今日くらい
zm「みんなで食べようや!」
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最近暑いですね。体調には十分気をつけてくださいね。
食害ってwrwrdの名物ですけど、実際のところどれくらい食わされるんでしょうか。いやはや怖い。
やっと続きが書けました。もう先の展開が決まってるのに途中が全然で。
それでは、さようなら〜