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〈前回のあらすじ〉
北朝鮮が韓国に悩み?を相談することができた。しかし、同時に中国が願いを叶えていしまい…(なんかあらすじかけた?)
〈本編〉
ガンキ:「汝の願いを叶えよう!」
中国:「まぶっ」
神杯からの光が部屋に満ちる。
中国:「はぁっ!!」
ガンキ:「お目覚めはどうかな?」
呼び出しても居ないのに、ガンキが横に居た。
中国:「願いは、叶ったアルカ?」
ガンキ:「そりゃあ、もちろんじゃ」
中国:「そうアルカ」
ガンキ:「(面白くなりそうじゃ…シシシ)」
中国は、いつもどおり会社に行く用意をする。
中国:「どうなるアルカナァ…フフフ」
中国はそう言うと悪い顔をして、家を出ていった。
中国が会社につき、オフィスに入ると日本がいた。
中国:「…」
中国は無言のまま、日本に近寄る。
中国:「你好!日本…」
日本:「あ!おはようございます。中国さん。」
中国:「最近、北朝鮮の体調が悪そうアル…なにか知ってるアルカ?」
中国はニッコリしながらそう答えた。
日本:「(そういえば、韓国さんからメールで…「北のことについて何か聞かれたら知らんって答えといてくれ」とか言ってましたっけ…)」
中国の表情に恐怖しながらも日本は言った。
日本:「私は、何も知りません。会ったら、できるだけ声をかけてみることにします。」
日本は、目をそらさず、嘘を言った。
中国:「そうアルカ」
中国の笑顔は安堵に変わる。
日本:「(北さん…大丈夫でしょうか…心配です…)」
中国はそのまま、自分の机に戻っていく。
日本:「(なんで、私に話しかけてきたのでしょう…もしかして、後を付け回していたのがバレた!いや、それはないでしょうか、あの顔を見るに、半信半疑の可能性だったかもしれません…でも、あの人は、嘘を付くのがうまいので、バレているかも…はっ!人の顔色をうかがったりしてしまっている…このクセは早く治すよう善処しなければ…)」
日本:「(もし、昨日のところを目撃されていたら…私は…中国さんは…)」
日本は、バチッンっと自分のほっぺを叩く。
日本:「(仕事に集中しなさい日本!!)」
北朝鮮は、韓国といっしょにオフィスに入ってきた。
日本:「おや、珍しい、二人で来たのですか。」
韓国:「まぁな」
二人はそれぞれ、自分の席につく。
中国:「你好〜北朝鮮」
北朝鮮:「ど、どうしました…し、師匠…」
北朝鮮の声は震える。
中国:「そんなに震えなくても良いアル。何年の付き合いだと思ってるアルカ!な!」
そう言って、北朝鮮の肩をぽんっと叩く。
北朝鮮:「う!」
北朝鮮は、思わず、反応する。
中国は小声で北朝鮮の耳に囁く。
中国:「昨日は、日本に助けてもらって、頭痛はマシになったアルカ?」
北朝鮮:「!」
北朝鮮:「なんで師匠…知ってるんですか…」
中国:「なんでって、我は、中国アルヨ。朝鮮のこ・い・び・との」
北朝鮮は汗が止まらない…
中国:「じゃあ」
いつもの調子の声に戻してそう言った。
北朝鮮:「(はぁ、はぁ、日本が…危ない…)」
韓国:「北、書類のことで、ちょっと来てくれないか?」
韓国は紙を持っている。2,3枚ぐらい
北朝鮮:「はい、はい」
いつもの声で言おうとしても言うことができない…
二人は、小さな面談室のような場所で会話をすることにした。
韓国:「座れ…」
北朝鮮は頭を縦に振る。
韓国は持っている紙を北朝鮮の前に出す。
そこには、
この会話が、クソコミーに聞かれていたらまずいから、紙で話を進めるぞ。
北朝鮮は頭を縦に振る。
紙に韓国が書き始める。
紙には、「さっき、何を話した?」と書かれてあった。
北朝鮮も紙に全てのことを書く。
韓国:「まじか…」
そう、韓国は声を漏らした。
北朝鮮:「ごめん…」
韓国:「よしもういいぞ、帰って…」
北朝鮮:「うん」
韓国:「(日本が…危ないな…どうする…今日のうちに…手を打つか…)
そんなことを思いながら…韓国も自分のオフィスに戻っていく。
韓国:「(日本に、何も聞くことなく、退社時間を迎えてしまった…)」
北朝鮮:「にぃ…クソ兄貴…帰るぞ…鍵持ってんのお前なの忘れんなよ…」
韓国:「はい、はい」
そういって二人は、会社を出た。
二人は、晩御飯を何にするか考えながら、家に帰った。
韓国:「じゃあ、これとこれと、あっ!キムチあるぞ!」
北朝鮮:「俺は食べん!!」
韓国:「好き嫌いはだめなんだぞ☆」
北朝鮮:「☆っじゃなねぇよ!」
そんなくだらない会話をしながら、二人で、余り物を寄せ集めた、晩御飯を二人で囲む。
二人:「いただきます」
二人はなんの会話もせず、すべて平らげた。(ちなみに、余り物と言っても、日本が毎回作りすぎて食べれなくなったものや近所に住んでるめっちゃ優しいおばあさんからもらえるのもである)
その時間…9分21秒!(なんで毎回細かい!!)
二人:「ごちそうさまでした!」
韓国:「うまかった」
北朝鮮:「うん!」
北朝鮮のスマホが振動する。それは、中国からのメールだった。
韓国:「誰からだ?」
北朝鮮:「上司から、はぁ本当にめんどくさいなぁ…」
北朝鮮は嘘を付く。
韓国:「そうか…クソコミーからだったら俺にすぐ言えよ」
北朝鮮:「うん(何やってるんだろう俺…なんで嘘なんかついて…)」
???:「お前がまだ、中国のこと怖がってるからだろ…アイツのせいで、師匠のせいでお前のストレスは溜まっていく…もっと、もっと、ぐちゃぐちゃに…どろどろになれ!そして、壊せ大事なものを無意識に…」
北朝鮮:「!」
北朝鮮は周りを見渡すが、正面に韓国しかいなかった。
韓国:「お前ほんとに大丈夫か?なんかあったら言えよ!」
北朝鮮:「いや、なんでもない、ただ、なにか気配がするだけ…」
韓国:「もしかして、クソコミーか!!」
北朝鮮:「わからない…」
韓国:「そうか…とにかく、ほんとに言えよ!!」
北朝鮮:「わかってるて!」
北朝鮮は、韓国がお風呂に入っている隙を使って、中国からのメールを見た。メール内容はこうだった。
「今日、我の家に来てくれたら、日本に何も手を出さないアル。韓国に言ったら…わかるアルナ」
北朝鮮:「(日本を助けるために行かなきゃ…)」
韓国:「風呂上がったぞ〜」
北朝鮮:「じゃあ、はいろ〜」
北朝鮮がお風呂から上がってきた。
韓国:「俺もう寝る」
北朝鮮:「おやすみ」
韓国は、2階にある自分お部屋にはいる。
韓国:「はぁ〜」
韓国:「うん?」
韓国は、ベットの上にある金色に光るワイングラスのようなものを見つける。
韓国:「なんだこれ?日本に聞こ」
韓国はスマホを開く。日本にメールでベットの上にあったものの写真と「これ何?」と送った。
一瞬で既読がつく。
韓国:「(はやっ!!)」
日本:「それは神杯ですね。国の願いを何でも一つ叶えてくれる魔法のアイテムです。」
韓国:「へ〜」
日本は韓国に神杯ことについて全て教えた。
韓国は日本に「教えてくれてありがとう」と送りスマホを閉じた。
韓国:「何でも一つ…か…よし!一回呼んでみるか!」
韓国:「ガンキ!」
ガンキ:「はい〜!」
韓国:「わぁ〜!日本が言って通り幽霊みたいだ〜!」
ガンキ:「誰が幽霊じゃ!!」
ガンキ:「で、日本にひと通り使い方を教えてもらったのなら今すぐ願いを叶えることも出るんじゃが…どうする?(しかし、日本に聞いてくれてよかったわい。日本が説明してくれたおかけで、儂が説明する必要なくたったしのぅ)」
韓国:「いやいいよ…」
ガンキ:「ほんとに叶えなくてよいのか?」
韓国:「いいよ別に…」
ガンキ:「弟がひどい目にあっておるのに、お主は助けないんじゃなぁ…」
韓国:「はぁ!!俺だって叶えたいよ!!でも、お前と相性が合わなかったら…」
ガンキ:「ふん!そんな心配をしとる時点で、弟を救うことは無理じゃな!カカカ」
韓国:「(クソ!!)」
韓国:「寝る!!」
ガンキ:「そうかい、そうかい」
韓国は眠ることができなかった。なぜなら、神杯のことが気になってしょうがないからだ。
韓国:「(クソ!!)」
韓国:「トイレ行こ…」
そう言って、韓国は一回にあるトイレを目指す。
韓国:「うん?」
韓国は違和感を感じる。北朝鮮の部屋の扉が半開きになって中が見えていた。
韓国:「北は、自分の部屋を見られたり入られたり、することがとてつもなく嫌いだ。だから、あいつが部屋の扉を開けっぱにするわけない、なにかあったのか!?」
ガンキ:「何処かに行くなら儂も連れて行け、きっと役に立つぞ」
韓国:「もともとそのつもりだよ!幽霊!」
ガンキ:「儂を幽霊と呼ぶな!!」
韓国は急いで自分の部屋にある神杯をポケットに入れ、一階に駆け下りる。
韓国:「(北待ってろ…兄ちゃんが必ず助けてやる!)」
続く…