テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
2件
涼ちゃんが元気になってほんとに良かった…笑 マジで主様天才すぎっすわ…👏
全話の公開が終わり、
ライブの時間がやってきた。
カメラの向こうで涼ちゃんは、少し緊張した顔をしているけれど、
口元には笑みを浮かべていた。
「体重は、これから戻しますから(笑)」
冗談っぽく言って、
少し軽くするように、自分を守るように。
元貴と若井も、横で笑いながら返す。
「涼ちゃん、大変だったよね(笑)」
「俺らが食べてるとこ見てないといけなかったんだから」
涼ちゃんはその言葉に、
目を細めて笑った。
本当は恥ずかしかったけれど、
その軽い冗談で、少しだけ肩の力が抜けた。
「……もう、見なくてもいいでしょ(笑)」
「それはまだまだ無理だな」
若井がふざけて返す。
三人で笑い合う時間。
画面の向こうには、ファンたちのコメントが飛ぶ。
「涼ちゃん天才!」
「無理しすぎないで!」
「可愛い〜!」
コメントを読んで、涼ちゃんは小さく頷く。
心の中ではまだ疲れは残っているけれど、
笑顔を作れる自分を、少し誇らしく思った。
今日は、
役も体重も、頑張りも忘れていい日。
少しずつ戻していく体重も、
これからの撮影も、
全部、ゆっくりでいい。
画面の向こうの声に耳を傾けながら、
涼ちゃんは、安心したように息を吐いた。
「……今日は、楽しもう」
その言葉に、元貴と若井も微笑み返す。
三人の距離が、
画面越しでも確かに、温かく感じられた。