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梅宮side
皐月が泊まりに来て当日の深夜コンビニへ行くといってそのまま帰らなかった。
俺は何か事件に巻き込まれたのか…、また無理な喧嘩をして動けなくなってるんじゃないかと不安になり早朝に四天王にメッセージを送った。
皆返事が早かったが椿だけ返事が無かったのはバイトで忙しいからだろうと思っていた。
皐月が居なくなってから数日が経ってから
椿から連絡があった。
椿[皐月はケイセイ街で保護したわ、怪我もないし大丈夫よ、ただ、訳ありみたい。明日風鈴まで一緒に連れてくわ、心配しないでね。]
椿からのメッセージで俺と居るのが嫌になったのかと不安になった…。
俺はなにか皐月にしてしまったのだろうか…、俺は不安で一睡も出来なかった…。
in風鈴高校屋上
待ちきれなくて朝からずっと待ってる俺を柊は
柊「……こんな朝早くに来るわけねぇだろ、皐月だって考える時間あるだろうに…。」
梅宮「うん、分かってる、でも待ちたい、いつまでも…皐月がまたここに来てくれるのを待ってたいんだ。」
柊は溜息をつきながら
柊「ほんっと、自己中だよなぁお前は……。お前の好き勝手な自己中で皐月に嫌われないようにな。」
本当は気付いてた、俺がしてる事は身勝手だって、皐月を誰にも渡したくない。例え…皐月が他の奴を好きであっても……そこは譲りたくない…。
皐月たちが来たのは昼過ぎだった。
椿の後ろに隠れるように現れて椿にヤキモチを妬いてしまった。
俺のそばにいなかったのに、椿なら良いんだなって…、だから咄嗟に椿と皐月の間に入って手を握った。
もう離さない、もう逃さない……。だから皐月…。
俺を……俺をちゃんと見てくれよ…。
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