萩松

こんちわー！！

永遠に眠い

＊びーえる

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『〜〜〜♪』

今テレビの中で歌ってる彼は俺の親友兼同居人兼俺の好きな人

アイドルグループに所属しており、最近人気が出てきてテレビにも引っ張りだこ

そんなやつと付き合えるとはさらさら思ってねえけどよ、、

今は歌番組の生放送を鑑賞中

絶対じんぺーちゃんみててね！頑張るから！！

って言われたから仕方ないよな…、

《次に歌われる曲は最近流行りの恋愛ソングですが、この曲を届けたい人とかいらっしゃいますか？》

そう、おもしろ半分でナレーターの人が萩に問いかける

はっ、バカバカし、と思った時に彼が口を開く

『いますよ』

は、？

この仕事をし始めてから女っ気が無くなったと思ったら

……やっぱそうだよな、

共演者の女優とかタレントとかモデルとか

綺麗な人ばっかだし、まあ分かってたけどよ

テレビの中からは悲鳴とも聞き取れるような歓声が聞こえる

何故か自然と涙が頬をつたる

そんなこと分かってたつもりだったがこんなにも悲しいものなのだな、と思い知らされる

何も聞きたくない、という気持ちと、相手は誰なのだろうという気になる気持ちが混ざる

でもまあ好奇心には勝てず、耳を傾ける

《えっ！！それって誰なんですか、！？》

『それは内緒です』笑顔

『告白は本人と2人きりの時にしたいので』

あーー、返事まで完璧かよ……、、

んだよ、モヤモヤすんじゃねえか…、！！

この生放送が終わるのは22:00

そこから帰ってくると考えると23:30〜24:00辺りだろう

こんなこと考えても無駄だと思って眠ろうとするも、目が冴えてしまって眠れない

すると今更ながら悲しみが込み上げてきて涙が溢れ出してやまない

どのくらい泣いただろうか、

ずっとソファに顔を埋め、泣いていた

すると玄関からガチャっと音が鳴り、ただいまぁ〜！！と声が聞こえる

まあ、さっきまで泣いていたぐちゃぐちゃの顔で出迎えることも、おかえりと声をかけることも出来るわけもねえんだが

いつも仕事のあとは起きて待っている俺だったので彼は心配してリビングに走ってくる

するとまあソファで死んでいる俺を彼は見つける

『じんぺーちゃん？こんなとこで寝てたら風邪ひくぞ〜？』

「ねて、ねぇしっ、」

『なっ、！？じんぺーちゃん泣いてっ、！？』

『えっ、どしたの！？誰かになんかされたんか！？誰が泣かしたんだよ、！！！』

何をそんなに怒り、焦ることがあるのか俺は分からなかった

顔を見ずとも強がってる声でわかるんだもんな

そんなところも好きで、でもそう考えるともっと悲しく、切なくなって

何ひとりで傷ついてんだろ、とか馬鹿らしくなって

失恋はこんなに辛いものなのだ、

「萩の、なまほーそー、見てたっ……、」

『そーなの、？ありがとーだけど、』

「それで萩がっ、好きな人いるって、」

『あーー、見てた、？』

「そりゃそーだろ」

そうに決まってる、

こっちは何年片想いしてると思ってんだ

「俺のがいちばん萩のことわかってるし、萩のこと好きなのにっ、」

そう気づけば声が漏れていて

やべっと思った時には遅かった

「あっ……」血気引

「はぎっ、わすれろっ、」

そう言おうとした時、彼は勢いよく抱きついてくる

慰めようとしてくれているのか、本当に優しくて最高の親友だな、と思っていると

『忘れるわけねぇだろっ、！！』

『テレビで言ってたのは、お前の事だよ、松田』

『15年間ずっと片思いし続けて、2人きりで告白したいって言ったのも、松田の事だよ』

『なのに忘れろって…、そんなの残酷すぎんだろっ…、、』

そう彼は耳元で言葉を放つと彼の目からは涙が零れた

俺は容易には理解しがたかった

まあそれもそうだろうけれども

すると、彼は俺の顔を覗き込み

じんぺーちゃん、俺の言ってる意味わかってないでしょ笑

と言い、もう一度俺の方向に体を向き直し、話しかけてくれる

そんなところも優しくて好きだなとか、思ってしまう俺はかなり重症だろう

『だからね、』

『俺、ずっと前から松田のことが好きだった』

『だから、付き合ってください』

いつものヘラヘラしていて、女子からモテる姿からは想像できないほど真面目な顔で俺に向き合ってくれて

それでいて少し不安げでもあって

でもそんな表情を今向けられているのは俺で

そう考えると嬉しさと優越感で幸せに満ちる

そんな彼に対する答えはもちろんひとつ

「あたりめーだろ」

「よろしくな、萩原」

そういい抱き合い、体温を分かち合う

今が最高に幸せだ

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こんちわーー

よっしゃーー

今週かけてなかったから2個書こうって思ってて

良かったー！！かけたーーー！！！

てか明日のテストの漢字プリント、友達に貸したまま返されてなくて

普通に泣けるんですけど何事っ、！？！？

まあそんな話は置いといて

今回も読んでいただきありがとうございます、！

これからも頑張るので応援よろです、！！！

それではばいちゃ〜、！