8月5日、今日は俺の誕生日だ。
今さっき恋人に、
今から、蓮の誕生日を祝いたいから家に来て
って言われたから、仕方ないな〜って思って、家を飛び出し、今は混み合う駅のプラットフォームで電車を待っている。
はぁ、早くつかないかなぁ、げっ、もう11:59分?!半日たっちゃう!!
まもなく、電車がまいります。黄色い線の内側で、お待ちください。
お、着くみたいだ。にしても、暑いn…
ドンッ
え、?
誰かに押されて僕は線路に飛びでてしまった。
プァーーー!!!
バンッ
きゃー誰か!駅員さん!
8月5日今日は可愛い恋人の蓮の誕生日!
昨日から準備して、朝しっかり既読付くまで起きてたから、少し眠い。
蓮、ちゃんとこれるかな?
海〜入るわよ〜
あ、お母さん!
あら、蓮くんのために準備してたの?
うん!
あら、蓮くんきっと喜ぶわね〜
じゃあ、私今日は遅くなるから、蓮くんとごゆっくりしてね〜
いってきま〜す
いってらっしゃい
僕のお母さんは僕がゲイなのをわかってくれているので、恋人を話す時も、そう難しくはなかった。
はぁ、蓮まだかな〜
そうすると、僕は、急激な眠気にやられ、眠ってしまった。
ん、
起きると、12:00をすぎていた。
やば!絶対蓮外にいるじゃん!見に行かなきゃ!
しかし、外には蓮の姿はなく、いつも見る広い世界が広がっているだけだった。
部屋に戻ると、携帯がなっていた。
? 亜美?なんで急に
そして、もしもし?と問いかけようとすると、
大変よ!蓮が、!蓮が!
僕は蓮と言うワードに強く惹かれて、慎重に聞き返す。
え、?蓮がどうしたの?
電車に轢かれた!
え、?
亜美の言葉に僕は強い悲しみと後悔を感じた。あー。向かいに行ってあげたら、1人では死ななかったかも知れない、違う人によって死ななかったかも知れない。
僕は亜美に場所を聞き、会話を切り、急いでその場所に向かった。
すると、その駅は封鎖されていて、僕は入れなかった。
ごめんね、蓮
僕はそれだけ残し、家に帰った。
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