この作品はいかがでしたか?
130
この作品はいかがでしたか?
130
相棒組小説
またまた軍パロでございます☆
ーーーーーーーーーーーーーーー
kn side
ふと目が覚めると、まだ外は暗かった。まだ夜かと思いながら時計に目をやると、朝の4時40分くらいだった。とりあえず目が覚めてしまったので仕方なく起きる。部屋から出ると、廊下は静まり返っている。暇だしタバコでも吸いに行こうかな。
喫煙所に行くと、すでに先客が居たようだ。
ut「…ん?ぁ、シッマやん。」
kn「お、大先生」
ut「シッマがこんな時間に起きるなんて珍しいな」
kn「それお前が言うか?」
ut「フッ…確かにそうやな()」
2人「……」
静かな空間。「ふぅ〜…」と吐いた煙は、紺色の空に溶けていった。
ut「なあシッマ、日の出っていつやっけ」
kn「わからん…5時くらい?」
ut「スゥー…プハァ、まあそんなもんよな」
鬱先生はそう言いながら、短くなったタバコを灰皿に押し付ける。
kn「今何分なんや」
ut「えーっと…4時55分くらい、?」
kn「ほーん…じゃあ、日の出もうすぐちゃう?」
ut「…せやな、日の出見るまでここ居るわ」
kn「おぅ、俺もそうするわ。」
俺も吸い終わったタバコを灰皿に置く。そして鬱先生と同時に新しいタバコに火をつける。
ut「たまには早起きするのも悪くないな」
kn「せやな…..」
なんて話していると、空が少しずつオレンジになってきていた。
ut「おっ、太陽出てきてるやん」
kn「ほんまや、」
太陽はだんだん街を、森を、俺らをオレンジ色に染めていく。その光景が、なんとも綺麗で、ドラマのワンシーンのようで、とても美しい。タバコも吸わず、ただ時間を忘れて、2人で静かに朝日に見惚れていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
冷たい風が吹き、思わずくしゃみをして我に帰った。
kn「……朝日ってこんな綺麗なんやな…」
ut「たまには早起きも悪くないな、」
kn「大先生それさっきも言ってなかったっけ?w」
ut「ェ嘘ぉ!?ぃゃ…ちょっと早起きしたから頭が回ってないんや」
kn「関係ないやろ!!」
ut「いーや!!!関係あるね!!」
kn「絶対関係ないやん!!!!」
と大声で言い争っていると、しょうもなさに笑ってしまった。
kn「俺ら喫煙所で朝から何やっとるんや…ww」
ut「ほんまやなw…ほな、戻ろか!」
kn「おう!!」
時刻は6時を過ぎていた。空はもう明るく、雲一つない快晴の下、いつもの1日が始まった。
完
コメント
21件
あの…僕より上手いのでは?サイキンカケテナイシキノウモロクジニネチャッタシ
平和…へいわ、ヘイワ…