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💚サイド


その夜はなかなか眠れなかった。


新しい環境にはなかなか慣れないタイプだから。


たぶん…。


💚「ん…もう朝?」


身支度をして部屋を出る。


💚「ふぅ…。」


大丈夫。


僕ならきっとやっていけるはず…。


🖤母「あ、亮平くんおはよう。」


💚「おはよう…ございます。」


🖤母「敬語じゃなくていいよ。もう、家族なんだから。ニコニコ」


💚「はい…。」


叔父さんは朝早くから仕事に出る。



だから、誰かがいる朝ってなんか新鮮。


🖤母「そうだ蓮、起こしてもらえる?」


💚「はい。」


そう頼まれて蓮くんの部屋に行く。


💚「入ります。」


たぶんまだ寝てるから返事はない。


ガチャ


💚「えっと…蓮くん?朝…」


そう言いながらベッドの方に近づく。


まだ起きないようなので体を揺さぶってみようと手を出した瞬間、


ベッドに引きずり込まれた。


💚「きゃっ。」


一瞬何が起きたか分からなかった。


気がつくとベッドの上で蓮くんに後ろから抱きつかれる形になっていた。


ガッチリホールドされていて抜け出すことは不可能。


💚「蓮くん!?」


🖤「ん…。」


💚「ねぇ、蓮くん!?」


🖤「へ…亮平?」


💚「そうだけど…」


目が覚めたようでなにより…。


自分たちが今どういう状況か理解したようですぐに僕の体から離れた。


🖤「ご、ごめんっ!」


🖤「つい癖で…。」


💚「癖?」


🖤「うん…小さい時から寝ぼけてる時に触ったものに抱きつく癖が…。」


恥ずかしそうにそう答えた。


顔が熱いんだけど…。



🖤サイド


💚「蓮くん!?」


聞き馴染みのない声がして目が覚めた。


🖤「ん…。」


💚「ねぇ、蓮くん!?」


🖤「へ…亮平?」


💚「そうだけど…」


一瞬自分でも何が起きてるのか分からなかった。


自分が何をしてしまったのかを理解した瞬間


すぐにベッドから飛び降りた。

🖤「ご、ごめんっ!」


🖤「つい癖で…。」


💚「癖?」


🖤「うん…小さい時から寝ぼけてる時に触ったものに抱きつく癖が…。」


恥ずかしい…。


最悪だ。


💚「びっくりしたけど大丈夫だから気にしないで?ニッコリ」


嫌われなくて良かった〜!


それと同時に亮平が自分の高校の制服を着ているのに気がついた。


🖤「え…それってうちの高校の制服…。」

💚「あ、そうだ。今日から蓮くんと同じ高校だから。」


へ…。


ということは今日から家でも学校でも一緒ってこと…?
















ひとつ屋根の下、君と…。

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158

コメント

5

ユーザー

続きだ!めめの癖可愛すぎない?

ユーザー

神すぎません?続きが気になる🥺

ユーザー

めめあべ同じ屋根の下❤️

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