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亜美菜さんが呼んだ車に乗り自分の荷物を持って心さん家に戻った。
亜美菜「いつまでそうしてるんだよ」
和馬「自分を殴りたい」
心さん家に泊まるということは心さんが普段使っているものを俺も使うという事。
亜美菜「しっかりしろって、私からしたら和馬がいて助かることの方が多いからよ」
和馬「…ありがとう」
亜美菜「ちなみに私は料理とかできないからな」
和馬「そんな自慢げに言わなくても」
和馬「料理は俺やるよ」
和馬「運動はできないけど、料理とかは得意だからさ」
亜美菜「心が言ってたぞ、お前の料理おいしかったって」
和馬「……あ、夏休みに泊まりにきたやつか」
和馬「なあ…」
俺の言いたいことが最初からわかってたように
言葉を被せてきた。
亜美菜「行っていいんじゃねえの?心だったら許してくれると思うし」
和馬「じゃあちょっと行ってくるわ」
リビングを出て階段を上ると幼く可愛い字であやとひらがなで書かられたドアプレートを見つけた。ドアプレートのかかったドアをノックすると同時にドアが開いた。それを避ける運動神経を備えていない俺は思いっきり顔面でそれを受け止めた。
和馬「った〜…!」
心「え…あ!ごめん!」
心「まさかぶつかるとは思わなくて」
和馬「いいよ、それより体調は?まだ気持ち悪い?」
心「気持ちは元気だけど体は気持ち悪いみたい」
和馬「そっか、何か食べれそうなら俺作るけど」
心「ちょっとお腹空いたかも」
和馬「じゃあ食べれそうな物作ってくる」
心「ありがとう」
和馬「…その、聞きたいことあるんだけどいい?」
心「うん、いいよ」
和馬「なんで俺に風邪の事言ってくれなかったの?」
心「それは…君に心配かけたくなくて」
和馬「まあそうだろうとは思ってたけど、次からは言えよ。言われない方が心配するし、俺だって心さんの役に立ちたいからさ」
和馬「もっと頼って欲しい」
和馬「じゃ、俺心さんが食べれそうなの作ってくる」
心「まって!!」
心「君に心配かけたくないのはそうなんだけど、1番は迷惑をかけたくなかったの」
心「君は最初会った頃よりも変わってきていて、バイトもして、今日だってお見舞いに来てくれるって思ってなかった」
心「しかも泊まりで看病までしてくれて、うちは君が事情があってバイトを頑張ってるのも知ってるから…だから言わない方が君のためなのかなって思って……」
和馬「…迷惑だなんて思わないよ。心さんが困ってるなら、助けがいるなら、頼みならなんだってしたいくらいだからさ。」
和馬「俺はそれくらい心さんが大事だよ」
和馬「立ってるのも辛そうだし部屋で寝てていいよ。出来たら持ってくるから」
心さんの顔を見れなかった、もしかしたら見たくなかったのかもしれない。もう好きという感情を隠すのが出来ないほどこの感情は膨らんでしまったから、バレたかもしれないから。
バレたかもしれないのに、今は今まで言えなかった気持ちを少し出せてスッキリしている。
知らずに俺は気持ちを出せないことに辛さを感じているのかもしれない。