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小川さんside

それから数分後元稀が部屋に戻ってきた。


「智、入浴剤入れてきたからそれ

飲み終わったらお風呂入っておいで?」


「え、うん。分かった。」


そして部屋着を用意しお風呂場へ向かうすると


「あ、智?少ししたら俺も一緒に

お風呂場入っていい?」


「あ、うん、いいけど。」


「ん、じゃあ洗い物終わったら行くね?」


「うん、待ってる。」


そう言い脱衣所に行き服を脱ぎお風呂へ入る


「ん、気持ちいい…それに

この匂い好きだなぁ…」

そう思いお湯に浸かっていると元稀が

お風呂に入ってきた


「智、横いい?」


「ん、いいよ。」


「じゃあちょっとごめんね?」


そう言う元稀が浴槽に入ってくる


「ふぅ、温かいね?」


「うん。」


俺は返事をすると元稀に

ぴったり くっついたすると


「ん、どうしたの?智?」


「何となく…甘えたかった。」


「そっか、ねぇ、智話があるんだけど。」


「ん、良いけど、話って何?」


「俺以外と話したり連絡取らないでくれる?」


「え、それって…元稀だけ見てろってこと?」


「まぁ、そう言う事。」


「それはさすがに無理…」


そう言おうとした時だった


「ひっ…元稀…?急に何…?」


元稀の腕が俺の首の後ろと腰に回され強く

元稀の方に体を引き寄せられた。


「無理なんて言わせないよ。」


「へ?」


「ふふ、だってもう智は

逃げられないんだから。」


「元稀怖い…」


「だから何度も言ったけど俺を

こうさせたのは 智自身でしょ?」


「それはそうだけど…」


「それで、ちゃんとさっき

言った事 守ってくれるよね?」


「ま、守る!守るから…離して…?」


「ん、約束守ってくれるならいいよ。」


そう言うとようやく元稀の腕から開放された。

執着という毒に犯されて

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