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【ぷりっつ視点】
今日は莉犬くんが先に帰っている
俺は委員会だったので先に帰って、と頼んだのだ
はぁ…保健委員なんてやるんじゃなかった
めんどくさい…
莉犬くんと一緒に帰れなかった俺は
少しイライラしながら家に帰り着いた
辺りはオレンジに染まり、
通行人はほとんどいない
少し暑くなってきていて
俺の額を汗がつたう
ガチャリと音を立てドアを開ける
先に帰っているはずの莉犬くんの声がきこえない
俺は少し不安に感じつつも
廊下先のドアを開いてリビングに入った
するとリビングのソファから
莉犬くんの可愛いしっぽが覗き見える
莉犬くんはすやすやと眠っていた
こんな時間に寝たら夜寝られなくなりますよ
と言いながらも
俺は莉犬くんなら寝られるかと苦笑する
莉犬くんは俺の声に反応せず
すやすやと眠っている
構ってくれない莉犬くんに少しむっとしつつも
学校で出た課題を終わらせた
…莉犬くんがまだ起きない
俺はむすっとして莉犬くんの身体を揺すった
それでも起きない莉犬くんに俺はいたずらすることにした
ちゅっと音がして
莉犬くんの首筋に綺麗なキスマークがつく
俺は満足げに笑って
莉犬くんの隣で眠った
これに気付いたときの莉犬くんの反応が楽しみだ