俺はひまじんや。今は深夜の2時。陰キャさんとvcを繋いでゲームをしている。
陰キャ転生)オラッ!!
ひまじん)待ってやられたッ!!
陰キャ転生)wwwざーこざーこww
ひまじん)クッソ!!もういっ…
その時だった。
ガタガタッ
ひまじん)!?なんやっ
陰キャ転生)ちょっ!!?地震!?お前、
陰キャ転生)ぎゃ!!
ひまじん)は?!大丈夫っすか?!
陰キャ転生)…
ひまじん)陰キャさん?陰キャさん!!
陰キャさんは返事をしない。応答がない。まだ、床も棚も何もかもが揺れ続けている。でも
(ガチャッ)
(ダッ)
待ってろよ、陰キャさん…!!
俺は地面が揺れる中、家を飛び出した。
陰キャさんは古びて、崩れそうなアパートに住んでいた。やから、余計に心配やった。
陰キャさんの家に着いた。
(ピンポーン)
ひまじん)陰キャさん!!
応答がない
ひまじん)陰キャさん!陰キャさん!!
(ドンッドンドン)
(ガチャ)
隣人)どうしたんですか…?
ひまじん)あ、あの!この部屋の人と一緒にゲームしてたんすけど、急に悲鳴?あげて、返事が無くなって、
隣人)!?、管理人さんに合鍵貰ってきます!
ひまじん)あ、りが…
管理人)大丈夫ですかー!?今、鍵開けますね!
隣人)きっと無事ですよ、
ひまじん)……
(ガチャ)
ひまじん)陰キャさん!!どこっ!陰キャさん……!!
ひまじん)……ッ!??
倒れた棚の隙間から、手が見えていた。嫌な予感しかしなくって、もう、泣きそうだった。
ひまじん)陰キャさん!陰キャさん!!?
陰キャ転生)……ひま…じ……ん…?
隣人)……っ救急車、!
管理人)棚、持ち上げますよ!!
ひまじん)はいっ……!
何をどれくらい入れているのか、棚は、ビクともしなかった。
3時間後
空が明るくなってきた。俺は、目の前に苦しんでる陰キャさんがいるというのに、全く助けられなかった。
(ピーポーピーポー)
ひまじん)救急車!!こ、こっち!!
何十分か後にやっと上げられた棚の下を見て、俺は意識を失いそうになった。
ひまじん)……なんでや、ぁあ…
救急隊員)あの、救急車乗ってください!
ひまじん)え、俺!?
救急隊員)ご知り合いでしょう?早く!
ひまじん)は、い!!
病院
ひまじん)……
手術室のランプが消えた。
ひまじん)!!
中から医者が出てきた。
ひまじん)あの、陰キャさん、は…?
医者)一命は取り留めました、ですが
ひまじん)は……い…?
医者)目を、覚まさないかも、しれません。
ひまじん)へ……?
泣きそうだ。というか、
泣かずにはいられなかった。
コメント
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続きが気になりすぎて夜しか眠れません。゚(゚´ω`゚)゚。
いんきゃああああああああああ!(´;ω;`)